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朱鞠内湖をボートで下見

今季から朱鞠内湖ボートフィッシングツアーを、始めるべく海外からエレキモーターをボートに取り付けるフレームを注文し、エレキモーターやバッテリー、バッテリーチャージャーを買い揃えた。おかげさまですっからかんである。

ツアー化するためには下見が欠かせない。なんせ新しく買った道具であるため、正しく使えるかもわからない。なのでこないだ友人と下見に行ってきた。

早朝に友人宅に迎えに行く。コンビニに寄り昼食を買い朱鞠内湖に向けて出発。約40分ほどで到着。大先輩ガイドが出廷の準備をしていたのであいさつ。今季はイトウの釣果はいい方らしい。ただ気温が下がると全然食い気がない。今はワカサギパターンからウグイパターンへの狭間とのこと。2024/5/19頃のはなし。色々情報を教えてもらい、我々も出発の準備をする。

ボートをおろしてエレキやバッテリーなどを積み込み、いざ出発しようと思ったらエレキが降りない。バッテリーに繋いでいる線が短く届かないのである。これは詰んだかと思われたが、ボートを前後逆にすればエレキのコードがバッテリーに問題なく届くことを思いつき、友人と2人で一旦積んだ荷物を下ろして、ボートを前後逆にしてから出発した。これが本番でなくてよかったと思う。テストするのはとても大事。

今回の下見のテーマは「行ったことないところに行ってみる」。とりあえず、バッテリーの容量に余裕があるうちに湖の奥の方へ向かう。ちなみに朱鞠内湖は電気のモーターをつけた船で行っていい範囲は決められており、地図に線が引かれた場所より奥へは行けないことになっている。
ボートの位置を確認しながらこの辺まではきていいところだなと場所の雰囲気を感じ取る。

朱鞠内湖のイトウ釣りの基本は「風の当たる岬周り」らしい。なので、風が当たって湖の底の泥が水中に舞い上がっている岬周りで釣りをしてみることにした。
友人がキャストを繰り返すと、きた!竿は大きく曲がり、魚はなかなか浮いてこない。ちなみに竿はニジマス用で使っていたものなのでパワーが足りない感じだ。糸は細く無理をすると切れてしまう。かかったイトウはとても元気で何度もネットにランディングを試みるが全然すくわせてもらえない。
朱鞠内湖には釣り針のルールがあり、シングルでバーブレスにしなくてはならない。ルアーによくついている、3つに枝分かれした針ではなく、ミミズをつけるような一本針にしなくてはならない。バーブレスというのは返しがない針のことで、魚魚へのダメージが少ない分、外れやすい。
何度もランディングを失敗し針が外れそうになっていたが、しっかりランディングできた。
風の当たる岬周りは本当だった。
友人はイトウを釣るのは初めてだったので記念撮影をする。数枚写真をとったら、魚が暴れて湖に帰って行った。最後まで元気な魚だった。

1匹釣れて一安心。その後も行ったことないところをうろうろして、帰る時間が迫ってきた。最後も釣りをしたことない湖に浮かぶ島周りをやってみる。
島を3/4くらい回ったあたりでガツンと竿が曲がった。朝釣ったイトウより一回り小さいけど本日2本目。上出来すぎる下見となった。
まだ行ったことがないところがあるのでまた下見にいかないとね。

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トヤガクト
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