夫は育児休暇をとって育児に参加した方がいい
育児は猛烈に大変だ。夫は育児休暇が取れるなら絶対に取った方がいい。妻のワンオペでは大変すぎる。
私の場合、子どもが生まれたひと月後に大怪我をして数ヶ月休業することになった。その期間、妻と子どもを生活をともにしている。この生活している間に感じたことは子育ては想像以上に大変ってことだ。
子育て中の専業主婦は街で見かけると子どもを連れて買い物をしていたりしてお気楽そうに見えるが、全く楽ってもんじゃない。
子どもは原因不明に泣いたりするし、おしっこもうんちも出るし、オムツ交換は1日に10回程度するし、夜はなかなか寝付かないし、寝付くまでずっと抱っこしてないとダメだし、夜中に授乳しないといけないし、お風呂も入れなきゃいけないし、と言う具合に1日中やることだらけだ。もはや1日という区切りがないと言ってもいい。
順に見ていこう。
まずは授乳だ。授乳は数分で終わると思っていたが、そんなことはない。1回授乳すると、数十分から1時間程度かかる時がある。その間妻は、子どもを抱え身動きが取れない状態になる。当然、家事なんてできないし、トイレに立つこともできない。
オムツ交換も頻繁にしなきゃいけない。おしっこはよくするし、ウンチは漏れるほど出る。子どもの小さい体によくこんなに入っているなと感心する量だ。これを処理しなくてはならない。
うんちが漏れて子どもの服につけば、着替えさせて洗濯しなくてはならない。漏れたうんちが子どもの体についていれば、拭くなり、急遽風呂にいれて綺麗にしてあげないと、かぶれたりするから大変だ。
子どもの排泄物の処理を毎日世の中のお母さんたちはやっているのだ。
寝かしつけるのも大変だ。大人のように眠くなったら寝るという概念が赤ちゃんにはない。眠くなったら不機嫌になるか、泣くかのどっちかだ。こうなったらずっと抱っこして寝かしつけなくてはいけない。
数十分から1時間、腕の中で寝てそろそろ布団においてもいいかなと思って布団においても、また泣き出して、またスタートに戻ることなんてしょっちゅうだ。
こうなってしまえば、妻の睡眠時間は少なくなっていくし、疲労が溜まっていく。幸いうちの子はよく寝るし、夜中も1〜2回程度しか起きないので、救われている部分もあるだろう。
世の中には、3時間くらい泣き続ける赤ちゃんもいたりして、親は本当に大変だと思う。
子どもファーストな生活をしていれば、家の掃除や、旦那の飯を作ったり、洗濯をしたり、手が回らなくて当然だ。家事などができていないことを夫に文句を言われようものならムカついて当然だろう。さらには「子どもと毎日休みでいいね」なんて言われたらぶっ飛ばしたくなるだろう。
つまり、子育ては超大変で、一人でやっていたら病んでしまうこともある。そこに夫が加わって家事をするとか食事を作るとかしないと、子育ては辛い
夫の働く会社で育休が取れるなら積極的にとった方がいい。育休中何をしたらいいかわからなければ、我が子の写真を毎日撮りまくるだけでもいい。
妻は育児に超忙しく、かわいい我が子にカメラを向ける時間もないからだ。
赤ちゃんの時期は一瞬しかない。
その時を逃すのは人生においてもったいないと思う。