彼氏が教祖様になりたがる話
好きになる男性に明らかな共通点があります。
ずばり「イケイケの理系男子」です。
イケイケってなんやねんって話ですが、そもそも「理系男子」と聞いてみなさんどんなイメージを持たれるでしょうか。
「白衣に眼鏡」
「田舎の工場で車の設計してる」
「夜遅くまで研究室にひきこもってる」
「ファッションセンスがない」
「女性が苦手」
「男子校出身で職場にも女性がいない」
「大学デビュー・社会人デビュー」
失礼ではありますが、ざっくりこんな感じかなと予想します。
多かれ少なかれ、この中の要素を1つは持っている理系男子が多いのではないでしょうか。
そんな中、理系の上位3%くらいには輝く人種が存在します。
それが「イケイケ理系男子」です。
合コンに行けば、なんか、モテちゃう。
文系のような軽いノリのイケイケではなく、落ち着いた大人の遊び心をもつ。
なにより、長く黙々と勉強した甲斐あって、高収入。
エスコートとかもできちゃって。
ちょっとキザな一面とかもあったり。
それが「イケイケ理系男子」です。
わたしくらいのレベルになるとパッと見て、「この人イケイケ理系男子かしら?」というのが分かります。
だって後光が差していますからね。
そしてそんな彼らをハンティングする私は、歴代の彼氏のほとんどが「イケイケ理系男子」なのですが、彼らを褒めて褒めて接していくとこんなことを言い始めます。
「おれ、世の中の野暮ったい理系男子のために、本でも書こうかな?」
だいたいこんな感じで、
上位3%の俺たちイケイケたちは、残り97%のそうじゃない人たちの役に立ちたい
と思い始めるわけです。
素敵!いいと思う!(世の中に私のタイプの男性が増えるなんて素敵だし)
もっとやろう!理系男子の良さを日本中に広めたいね!
なんて応援していくと、最終的には
「おれ、教祖様とか向いてるかもな」
と、何故か歴代のイケイケ理系男子の彼氏たちは同じ結論に到達するんです。
節税にもなるし、お布施で不労所得になるしってみんな同じこというんです。
だから私の褒め方ってすごく偏っているんだなって。
ちょっと間違った方に誘導しちゃうんだなって。
でも教祖様の妻っていうのも悪くないと思うので、この生き方をもう少し続けていこうと思います。
教祖系理系男子の養成、がんばろう。
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