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モノづくりから見つけた隠れた才能
毎月2回、モノづくりに来てくれていた中2の学生さん。
モノづくりから何か見つけて欲しい。
大人のそういう想いを受けて、半年間モノづくりを
体験してもらいました。
何が得意なのか、手探りのなか始まったアカデミーでしたが、彼は毎回
何かを磨きまくり、ピカピカにして根気の良さと好奇心旺盛な事が
だんだん見えてきていました。
いつもうちに来ることを心待ちに楽しみにしてくれていたと聞き、
感激するばかり。
親御さんもお子さんの可能性を知り、一緒に楽しんでおられました。
これまではワークショップの延長線で作る体験をしていましたが、先月から「自分の作りたいものを考えて創る」に切り替え、モノを考え創る事にチャレンジしてもらいました。
初めはテキトーにスマホスタンドと言っていた中2のYくん。後日、
お母さんと相談して、自分ちのニャンコの遊び場を作ることに決定。
図面書き出すことから始まり、材料を買いに行き、制作して完成させました。
【考えて創る】
簡単なようで難しいことです。
誰かのためになる、何かの役に立つものにする。
大人が考えるとそうなりますがその前に、
「自分が欲しいものを創る」
単純にここからでええと思うんです。
ネコが家にいるからネコのために創りたい。
お母さんが楽しみにしてるから肉球が見えるやつにしたい。
初めのきっかけは自分がやりたいことでいいと思います。
中2のYくんは作ると決まったら早速家で寸法測ってきて
図面を描き、サイズを決め、材料を調達に行きました。
初めてのコーナンプロはワクワクだらけだったようです。
いろんな材料があり、どれが何だかわからないけど
触ってみたり木目を見てみたり、素材選びからが楽しそうでした。
創りかたも多少のアドバイスはするものの、
基本は自分で考える。
そうやって試行錯誤しながら頑張ってもらいました^ ^
自分が作りたい!そう思ったからこそ材料を買うことから作る形から
こだわりにこだわって、最後にはきれいに磨いて素敵な
ニャンコさんテーブルに仕上がりました。
何事も好奇心からスタートすることですね。
将来の役に立つ知識をつけてほしい!
仕事に困らないように勉強してほしい!
礼儀正しい子に育ってほしい!
などなど・・・・・
親が子供に期待することはたくさんあります。しかし、これは親の希望。
子供がやりたいことではないわけで。。。
やりたいことを見つける。
憧れの人を見つける。
楽しいことを見つける。
没頭できることを見つける。
こだわりを見つける。
これが見つかったらその先の目標ができて、そのためにどうすればいいか
道を探して、その目標に向かう中で自然と勉強が必要になり、自発的に勉強したりするのではないかと思います。
私にも高校生と大学生になる子がいます。彼らの進路は私が決めたわけではありません。自分たちでやりたいことを探しながら高校を見つけて自分たちで決断して進路を決めています。もちろん相談には乗りました。
子供たちには何かを見つけるためのきっかけや機会をたくさん与えてあげることが大人の役割ではないかなぁと思っています。
この学生さんはモノづくりの楽しさを体感して「次は何を作ろう?」
「コーナン行かなあかんわ」と次のことを考えているそうです。
家で早速置いたら猫が入った!とすぐ写メを送ってくれました。
私たちはモノづくりの場を提供することで子供たちの可能性を広げ、隠れた才能を見つけるお手伝いをしたいと考えています。
近々、「リトルマイスター」プロジェクトをスタートさせます。
詳細はまた改めてお伝えします。