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龍神と俵藤太 下野國ツアー①

1月に瀬田の唐橋へ行きました。
さらに瀬田川の奥
大石にて
佐久奈度神社にて
祓戸四神を御詣りしました。

また絶妙に繋がるツアーのお話です。
三分割にする予定でしたが
今回は2回分をギュウギュウに
詰めてみました。
その分、
文章はカットしてます。

過去の記事で
日本の歴史の節目に
必ず唐橋を偉人たちが渡った事を
お伝えしました。

そして
ひとりの武人もこの橋を渡るのです。

藤原 秀郷

ほんの数日前に知ったのですが
ゲームキャラにもなってるんですね

俵を担いだ藤太郎〜♪

おったまげ

数々の伝説と
宝具を残した武将です。

あの将門公を討った事で
有名です。
将門公の御膝元・千代田区で
仕事をしていた私的には
内心複雑(笑)

所説有りなので、
覚えている限りで書き起こすと

大百足退治

赤信号停止中に撮った唐橋

京の都
藤原氏のなかでも
暴れん坊の藤太が
近江ノ國(滋賀県)を
通った際
瀬田の唐橋で
大きな大蛇が道を塞いでいた。
人々が怖気づく中 
秀郷は構わず大蛇を横断
踏んでしまっても気にしない。
大蛇は女性の姿に変わり
肝のすわった藤太に依頼します

自分は龍神族の龍王 
一族が大百足に虐められて困っている
どうか大百足を討ってほしい

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瀬田川にいる龍神???
ぉぉぉぃ
佐久那太理瀬織津姫とちゃいますか!?

大百足の住処は
三上山とも比良山とも
書物によって書かれ方が変わっている
その百足の正体は

地元の反勢力だったのか

豪族だったのか

製鉄技術を持った者なのか

賊の類だったのか

ガチの妖怪だったのか

藤太は庶民が話していた
人間の唾がムカデに効くという
眉唾モノの話を思い出して
3度目の矢に唾液をつけて射る。
これが効いて退治。

この伝説を祀った神社
藤ヶ崎龍神社こそ
1月に突然偶然御詣りしたところでした

龍神の姫

見事退治した秀郷は
龍の都 竜宮へ招待されたとな
数々の宝具が贈られます。

宝刀 遅来矢(ちくし)
赤堀家の宝刀とされます。

毛抜形太刀(ぬけきがたたち)
あの伊勢神宮に奉納される宝刀

蜈蚣切丸(むかできりまる)
と共に伊勢神宮に奉納されています

宝鎧 避来矢(ひらいし)
飛んでくる矢が避けていくという宝具
これが将門公との戦で役立ったとか

赤銅の梵鐘
あの桜の名所三井寺(園城寺)に
寄贈されています
弁慶が引きづったあの鐘

調理鍋 小早鍋
尽きる事無い米俵 首結俵
なども贈られる
その俵を抱えた事により
俵藤太と呼ばれることとなった。
領土もふたつ貰ったらしいョ

そんなこんなで
京都滋賀から
栃木県へ舞台が移ります。

出流原弁天池

2月12日
日本最古の学校 足利学校を通り越し
出流原弁天池へ。

今日はどこいこっかなー
前日から練っても答えが出ず
朝になってもグーグルマップを閲覧
ヒットしたのは
出流原弁天池でした。
佐野市 赤見温泉の中にあります。
ぉぉ 最近弁天様にご縁があるから
行こっか
そんなノリで行ってしまいました。

磯山弁財天

弁天池の前にこちらが目に飛び込んできます

階段が続きます

磯山の大蛇!?

弁財天は白蛇を使いとしています。
白い龍 白い龍蛇が化身なんて
言われていたり。
嗚呼、既に近江國ツアーと
紐付けれそうです。

ここも蛇

左右と上へ道が分かれるところに着きます
まず右へ参りましょう

此方はどこかで似た光景を見ませんでしたか?

あの2匹の蛇は

そうです
藤ヶ崎龍神社の内宮です
似ていますね
藤ヶ崎龍神社についてはコチラ

左に参りましょう

こちらは神社ですね。
佐野市が一望できます

御社の裏はこんな感じ 大阪の岩船神社みたい
白蛇

今度は奥が気になります
分岐点まで戻り 登ってみましょう

これはまた先が長そうな予感…
道中は歩くことにひっしだったので
割愛します

休憩所?
の前に雷電社がありました。
この奥にまだ何かあったらおもろいな
それだけで道なき道を登る事に

巨石

何も無かったと言えば無かったのですが
有ったとするならば巨石です
それはそれは大きな大きな
欲を出して更に上へ登りました。
完全に道がありません
どうすれば進めるのか悩むくらいです
結果的に頂上へ着いたのですが
崖と危険を知らせるロープだけでした。

下るのが更に大変で
靴や足はどろどろでした

下りながら先程の休憩所を上から撮って。
とてつもなく疲弊しました。
もういい加減、弁天池行こかー

下りきると人々の楽しそうな声が聞こえてきました

弁天池の中央に小島があり
小さな御社があります

んー 澄んでる
御社の裏 すぐ山と崖という磐に人のシルエットが

皆さんの憩いの場
賑わっていました。
御朱印は弁天池隣のホテルで貰えます

池の入り口

こちらが一之館さんです
クラシックカーが鎮座

御朱印が仕上がるまで
散策させて頂きました

レトロですね

洋館まである

素敵な景観ですね
ロビーに驚愕の絵画を発見します

あれ!?俵藤太!?
琵琶湖!?

とまぁ、こんな事で
ホテルのロビーで
再び 龍神族を救った英雄に出会うのでした。

弁財天の持つ琵琶 ⇒ 琵琶湖
やはりこの男
弁財天と所縁がある

翌週にはさらに俵藤太の軌跡を追いました
それはまた次回

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