動画革命が訪れるまでの映像の歴史
こんばんは。シンです。本日は「動画革命が訪れるまでの映像の歴史」について。
そもそも映像と画像の違いって何?という方に。
映像とは、画像が高速に連続投影されることでまるで動いているかのように見える作品です。
なので極端な話をすれば、パラパラ漫画の枚数が増えて、超高速に動いたら映像になります。
①シネマトグラフの発明
上記の写真は世界で初めて誕生した映像装置です。
映像装置が生まれたのは1895年。フランスのリュミエール兄弟が「シネマトグラフ」という1台で撮影機、映写機、現像機としての機能を兼ね備えた装置を発明しました。
今もよく使用する「シネマ」という言葉はこのシネマトグラフからとっていたんですね。
②映画の誕生
そして同年、世界で初めての映画作品「工場の出口」が誕生しました。
これまで世の中に映像という概念が無かったので、人々はその発明に魅了されました。
ただ、観たらわかる通り、「これって映画?」と思うような作品です。
内容は単純で、工場の出口から女工さんたちと犬が出てくるだけ。
しかしこれこそが「世界で初めて演出された映画」になります。
その後、少しずつ映画は物語性を持つようになり、世界中に広がっていきました。
人々が劇場に集まり、一つの作品を一緒に観るという文化はこんなにも前から存在していたんですね。
③テレビの普及
世界初のテレビ放送は1935年のドイツだそうです。日本でも1953年にテレビ放送が開始されました。
戦後工業化が進んだことで各家庭に1台テレビが置かれるようになり、家族でテレビを囲んで一緒に過ごすという文化が誕生しました。
サザエさんで見る光景がそうですよね。
テレビの前で家族が集まってご飯を食べるシーン。
昔は野球をみたり、漫才をみたりしていたとよく聞きます。
④スマホの誕生
2007年、iPhoneの誕生により世の中は大きく変化しました。
これまでテレビで過ごす時間が、スマホで完結するようになった。
特に若い世代は「テレビ離れ」が進み、SNSやNetflixなどスマホで全ての娯楽を楽しむようになりました。
⑤生活の変化
シネマトグラフは劇場に足を運んでみんなで映像を楽しむ時代つくった。
テレビは家族団欒で一つの番組を楽しむ時代つくった。
スマホは個人が好きな娯楽を楽しむ時代をつくった。
もちろん映画やテレビは今でも存在しますが、10代〜40代の多くはスマホ利用時間がテレビ視聴時間を超えています。
さらに面白いのは、これまで映像作品は企業側しか作れなかったのですが、スマホとSNSの誕生により個人が作れるようになりました。
よって個人は視聴者としてだけでなく、クリエイターとしても活躍できる時代になった。
これからの世の中の変化が楽しみですね。
本日は以上です。
おやすみなさい😴