連勤日記 87日目 イブプロフェン
8月2日(金)目覚ましに起こされた日は大抵調子が悪いものだが、昨晩炊いたご飯を食べるためにすっと起きた。起きてもすぐに食べたいわけじゃない、30分経ってようやく食べたくなる。時間つぶしに洗濯もできた。
30分あれば朝から炊飯できるのだが食べたくないときは炊く気にもなれない。炊いて結局食べたくなかったら困るからだ。冷凍保存、そんなマメなことできない。炊いたご飯を捨てるのは傘泥棒くらいの罪悪感がある。
そうなると前日にパンを買っとくようになるのだが、経験上米より小麦の摂取量が多くなると体調が悪くなる。胃腸改善計画の一環で米制復古の大号令をかけ、初日からすっぽかせないので昨日から炊いて一晩保温させてた。
工場の持ち場についたとき、息苦しく本当に調子が悪めだと気づいた。なんだ風邪かと思い最初の休憩時にイブプロフェンを飲んで回復した。イブプロフェンとはつまりベンザブロックとかイブの主成分の抗炎症剤だ。
薬の話をするときに商品名ではなく薬剤名を使う方が社会全体のリテラシーを高めるのに役立つのではないかと思っている。ドラッグストアで風邪薬をどれにするか悩んでたら成分ほぼ一緒みたいなことはある。
工場の個人ロッカーにはイブプロフェンと胃薬のレバミピド、それとアリナミンメディカルゴールドを置いている。アリナミンの主成分はフルスルチアミンだがアリナミンだからこそ元気が出る。プラセボ万歳。
しかもメディカルでゴールドだ、値段もお高い。メディカルというネーミングが好きだ。私は市販薬と処方薬には越えられない壁があると勝手に思っている。メディカルの文字はその壁を越えさせる、優良誤認というやつだ。