2024.9.1因島ロマポル
先に横浜のレポートを書いちゃったし、もう2ヶ月近く経つので、正直今更感もあるんだけど、社会人になって久しいとビジネス文書しか書く機会がなく、文章力は地に落ちてまったので、少しでも取り戻すべく、文章と言うものを書いてみる事にする。
半ば諦めていた因島ロマポル二日目の開催が決まったのが、前日の朝だったので、それからバタバタと準備をし、前泊地の福山についたのは、その日の18時を過ぎた頃だった。
翌日の炎天下の昼間に野外ライブを控えているので、駅前のコンビニで夕食を調達し、ホテル1-2-3 福山にチェックイン。
とても新しいホテルで、当然部屋も綺麗だし、今回一番助かったのは二室タイプの冷蔵庫があった事で、購入したミネラルウォーターを凍らせる事が出来たのは、非常に幸運だったように思う。
当日朝は福山Bの時間枠のバスだったので、それほど早起きする事もなく、普通の時間に起きて、ホテルの朝食バイキングを食べて、ちょっと遅目にホテルを出ると、既にバス待機列は福山駅前の横断歩道の駅側にまで伸びている状態。
事前のSNS情報で、時間枠はあまり関係なく、並んだ順番でバスに乗ってるらしいとあったので、また確かにC枠の人が来て11時過ぎるまで待ってもらう場所もないでしょうし、効率的なやり方だなーと。
何だかんだで40分ほど列待機して、バスに乗ったのがおそらく10時40分くらいだったと思う。
バスが走り出すと流れるのは、「解放区」。
この曲を聞いて、「あぁ、ほんまにこれから因島のライブに行けるんやなあ。」という気持ちが高まってくる。
それから続いて流れてきたのは、2ndアルバムのfoo?で、バスごとに違うアルバムが流れるらしいという話は聞いていたんだけど、正直年代的に自分の守備範囲外だったので、ちょっとした期待外れ感があったのは秘密。
会場に着いたのは11時半頃で、1時間くらいかかるイメージだったので、ちょっと到着早いよなあ…と思ったんだけど、ライブ開始の14時まで2時間半もあって、その間どうやって時間を潰そうか?っていう不安。
ライブ会場に来ておいて時間を潰すっていう発想はちょっとアレなんだけれど、真夏の一番暑くて熱い時間なので、体力的な不安が大きかったんだと思う。
バスはライブエリアの手前の本来だと駐車場になってるところで転換したんだけど、会場からリハの音声が丸聞こえになってて、バスの中はBGMのアルバムそっちのけで「この曲なに?」状態だったんだけど、「愛が呼ぶほうへ」でした。
セットの隙間からチラッと中が見えたんだけど、あきひとさんが手を振ってくれた。(気がする。だいぶうろ覚え。)
だって、その日の内に和歌山まで戻らないといけなかったし。
次の日は仕事だし。
フードエリアに行ってみたものの、キッチンカーは激混みだし、むしろ空いてるところがないっていう状態だったけれど、お土産を兼ねたものをちょっと買い出して、フードエリアの外側エリアの木陰に避難して、昼食。
同じ事を考えている人は結構多かったかな。
後はSNSを見つつ、とにかく体力の温存に努めて、13時半頃にライブエリアに移動。
ライブエリアまでは、ちょっとした坂があって、それが結構きついんだけど、現場のスタッフさんの声掛けが超優しくて、ホスピタリティがあって、ぼくが思う某ランドのキャストさんくらいだった。うん、行ったことないけど。
座席は正直良くなかった。
右端から2席目、後ろから数列目。
ポルノグラフィティのライブは席がどこでも楽しめるライブだし、熱量も大きくは変わらないので、どこでも神席。
…と自分に言い聞かせる。
んで、この座席が最後の最後にちょっとした幸運を運んでくれる。
2.「愛が呼ぶほうへ」
リハでやってたので、やっぱりこれはやるよね…って思ってたんだけど、まさかこんなに出だしでやるとは思わなかったなあ。
しまなみ二日目の伏線回収ということでいいのかな。
8.「前夜」
これは個人的に因島を出るポルノグラフィティな曲だと思ってたので、きっと因島でやってくれると信じてた。
むしろここでやらねばどこでやる?ってね。
個人的にも大好きな曲なんだけど、ライブで聞ける可能性は低いと勝手に思ってたので、イントロ流れた瞬間ガッツポーズ。
9.「Aokage」
数週間前に行った島ぽるで旧あおかげトンネルを見てきたので、彼が見ていた景色って、この景色なんだなと。もう一度あおかげトンネル行きたい。今度は曲流しながら、自転車で。
…と、ライブは進む。
そして、自分たちの周囲も割と常に慌ただしい感じで、救護班のスタッフさんが常に忙しそうにしてて、結構倒れた人が運ばれてた感じ。
自分たちの反対サイドのことはよく分からないけれど、こちら側には救護スペースのテントが設営されてて、時間とともにそこに来た人が増えてたかな。
1つ目の自分たちの幸運は、座席が端っこだったので、人の熱気がちょっとマシだった事。
たまにいい風もあったので、めっちゃ暑いには暑いけど、これなに耐えられないあかんわ!ってな感じではなかった。
でも、ステージは逆光だし、メンバーさん大丈夫かな…ってのは正直あった。
11.「ギフト」
12.「The Day」
珍しいアコースティックアレンジ。
このあたりであきひとさんから座ってアナウンスがあったのかな?
立つタイミングは分かるって事だったけど、自分らも含めてThe dayで始まって立ち上がったので、珍しく意思疎通できてないな!
14.「Jazz Up」
何故かサビのDive in the girlの部分、「かーみさまー」だと思ってたんだけど、不思議と歌だけ聞いて勝手に歌詞をあてはめてた説。
16.「ヴィヴァーチェ」
何となく今回は新曲ないと思ってたんだけど、嬉しい誤算だった。
「解放区」にふさわしい開放的な楽曲。
早く配信始まらないかな…。
17~20
ヒット曲オンパレードでテンションぶち上げパート。
ここは文句なし、掛け値なしに誰しもが盛り上がれるゾーンだったのでは。
アゲハ蝶の時に会場の右側の通路を制服来た高校生くらいの男女がステージ側に向かって歩いていったので、かなたろー氏は、この後の展開を読んでしまった。
22.「はっさくんのテーマ」
御当地ゆるキャラのテーマソングにポルノグラフィティというガチアーティストをぶっこんだ挙げ句、ガチな曲を作ってしまってさあどうしようすごいだろって話だ。
これは絶対…と思ってたけど、めっちゃライブ映えする曲だったし、はっさくんもステージにいるし、会場めっちゃ盛り上がってた気がする。
ポルノグラフィティのお二人も主役を譲って、甥っ子姪っ子を見つめるおじさん的視点だったと思うのは、きっとぼくだけじゃないはずだ。
23.「ジレンマ」
あれ、もうライブ終わり?
アンコール二曲ってすくなすぎん?
って誰しもが思ったはずだ。
そして、あきひとさんの言動も妙に余力を残した雰囲気があるように感じたんだけど、ちゃんと次がありました。
24.「Ohhh!!! HANABI」
なーんだ、ちゃんとオチは用意してあったのね。
きっと屋外だし、花火あるよね?
花火と言えば、この曲。
これでライブも終わりだなーと思いながら、来週の横浜だと終わりは夜だから、きっとこの曲も映えるだろうなーなんてうっすら思った。
ライブ後、退場は時間枠Aからで、地域ごとに呼ばれて、ゲートに向かう感じ。
がんがん乗せて、がんがん運ぶ作戦。
自分たちは福山Bで、呼ばれるまでちょっと待ったんだけど、幸いにもゲートに近い場所だったので、呼ばれたすぐにゲートを出てバス待機列に並べたので、多分福山Bだと第一便に乗れたんじゃないかなあ。
待機列と言ったものの、特に立ち止まるようなこともなく、流れでバスに乗れたような。
帰りのバスもアルバムが流れるのかと思いきや、帰りはアルバムBGMなし。
福山駅に戻ると、汗をかいたせいか塩っからいジャンキーなものが食べたくなったので、マクドナルドでお手軽晩ごはん。
新幹線に乗る前にシャワーでも浴びたいところだったけど、そこまでの時間もなく。
帰りの新幹線で相方に「横浜でひとひらやらへんかな?因島前夜の流れで。」なんて言った事が、翌週叶うなんて、この時は思いもしなかったんだよな。うん。
今回、正直初日希望だったので、ファンクラブの一次がALL落選、その後の一般でようやくゲットした二日目のチケットだった。
そこでモヤモヤしてたのもあったし、きっと座席も期待できないだろうし、真夏の野外ライブって体力的な不安もあったし、今ひとつテンションが上がってこなかったんだけど、まさかの台風で初日が中止で、自分らの持ってるチケットが唯一のロマポル因島っていう。
過去のしまなみの二日目とは逆のパターンだけど、完全自分主観であれば、喜ぶべきことなんだけど、やっぱり同じバンドを推してる身分としては、手放しでも喜べないよねってところはあった。
自分らだけ楽しんでいいのかっていう葛藤って、じゃあ自分らは楽しんだらあかんのかっていう葛藤でもあって、こんな時どういう顔すればいいか分からないよってまさにそれ。
でも、21.「解放区」であきひとさんが言った「おまえらがわしらをここに立たせてくれた」っていうセリフが、見事そんなのをふっとばしてくれたわけで、きっともうないだろう、因島でのライブ。
気持ちや感情の浮き沈みや、迷いとか戸惑いとか、そんなもんは最初から置いてきちゃえばよかったんだろうな。
この今回のライブ実現に尽力くださった皆様、本当にありがとうございます。
何となく、今回のライブは「ワシらの故郷、めっちゃええとこじゃろ?」って言いたいポルノグラフィティだと思ってたんだけど、ほんまええとこやったよ。
この島に生まれ育ったからこそのポルノグラフィティなんだな。
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