ありがとうナミュール
まずはお疲れ様でした、ナミュール号に感謝。
自分はかれこれ20年くらい競馬を楽しませてもらってるんですが最初に好きになった馬がサイレンススズカだったこともあり、お馬さんに好意を持って応援することを怖くなっていた節があります。
なので少し斜に構えて競馬をしていたんですが久々にシビれた馬がいました、ナミュールです。
赤松賞の末脚、阪神JFの出遅れからの馬券にならないくせに凄まじい末脚、チューリップ賞の強さ、クラシックに縁がなかった運の無さ、忘れていた一頭を応援する感情を思い出させてくれました。
そしてあの日が訪れました、私ごときが語るまでもないマイルチャンピオンシップ。
あの日乗り替わりがあり「あーナミュールってやっぱ運が悪いなぁ、わかったわかった単勝掛け捨てしておくよ」と諦めていた自分、きっと自分以外のナミュールファンもみんな諦めてたんだと思います。
だから嬉しかったんです、あぁ一頭を応援するのもいいなって思い出したような気がして、その後の悲劇もあって、なんか色んな感情の中でナミュール応援しようって思ったことを思い出します。
さて、引退です。最後も彼女らしかったですね、いっぱい馬券買いましたが悔いはないです。
願わくば、お母さんサンブルエミューズがそうだったように、我々競馬ファンを狂わせる子供をターフに送り込んでください。
ナミュール号にありがとうの時間。