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【SVダブル構築】メノコオーカラス (シーズン1)

▼はじめに


ということでついにはじまりましたポケモンSVの戦い。パルデア地方にダブルバトルはあるのかないのかとやきもきしましたが結果ありました、よかったよかった! しかし喜びもつかの間、

ランクバトルシーズン1準伝とパラドックスポケモン使用不可

お、おい!開幕までに仕上げていたこのパーティーどうしてくれるんだ!

テツノツツミが上からベールを貼りユキノオーで相手けずりながらヤミカラスでS操作をして倒しきる構築、シンプルに強かったのになぜ締め出しを食らうんだ。。。。

非常に手ごたえを感じていたのに悲しすぎてこれをベースに再構成を健闘することに、そして以下の構築にたどり着きました。

レンタルチームID:CW9SBY

テツノツツミをユキメノコにするという超ジェネリック改築を行った本構築。攻守優れた水ユキノオージェネリックツツミことユキメノコを並べベールから削り、パルデアの便利屋ヤミカラスと範囲攻撃でスイープするシンプルな構築。順調にマスボに到達できました。

▼パーティー個別紹介

ユキノオー

水テラスタル
ひかえめ HC残りS 197-x-95-158-105-81

パルデアで最初に育成することになったのはユキノオーでした。今作からなんと霰が雪に変わり、「固定ダメ無、氷タイプのBアップ」という似て非なる天候効果になった。これにより氷タイプは雪下で軒並み硬くなり、出るだけで雪を降らすこいつはチョッキを着ることで場に出るだけでBDアップという意味不明な強化を得ることになった。当然ほのおとはがねを呼ぶのだが水テラスタルを切ること弱点だった両方が半減になるという切り返しが可能。さらに隣がベールを貼るので馬鹿みたいに堅いふぶき要塞が完成する。技は一致2種+大地はほぼ必須。最終枠は好みだがテラバースト水は打つ相手がアローくらいしかいないので後半増加を感じた壁を割るためにかわらわりとした。火力はそこまでだが弱点をしっかりついたりてだすけを乗せることで強力な先発要員に。水ユキノオーかなりおすすめです。

ユキメノコ

氷テラスタル
おくびょうCS残りH 146-x-90-132-90-178

締め出されたテツノツツミの代わりに緊急登板することになったユキメノコ、実は人生で初めてちゃんと使いました。基本はオーロラベールを展開するのが仕事なのでそれができればOK。タイプ的にねこだましが無効で特性のおかげでいきなり技を避けて爆アドを取ったりテツノツツミには無い個性もあってよい感じだった。S種族値110というのはなかなかに速く、準伝パラが抜けたおかげでかなりのポケモンの上を取れる環境。それもあってこごえるかぜのS操作がなかなかに凶悪で盤面制圧に役立った。技はお好みなところもあるけれどノオーと連射で凍らせ祭りが可能なふぶき、たとえ落とされても隣の火力を上げて散れるてだすけがいい感じでした。

ヤミカラス

ゴーストテラスタル
しんちょうHD残りS 167-x-62(93)-x-103(154)-112

パルデア地方で唯一「浮いていておいかぜができる」いたずらごころがヤミカラスである。それでいてさきおくりも覚えているのでトリルを決められても隣に最低限の行動保証を用意できるとても優秀なサポート役。またくろいきりはヘイラッシャ等のバフを消したりリーフストームやゴールドラッシュの下降も消せるためかなり今の環境にかみ合ったサポート性能。後述のガブリアスの隣は勿論、ユキノオーやサーフゴーの隣でくろいきりによるステ回復も得意と大活躍。技は最初ふいうちを使っていましたが途中からイエッサンが増えまくったのでイカサマに変更。けっこうランクバトルでもヤミカラスに遭遇しましたが本当に頼りになります。※猫をすかすためにゴーストテラスにしてみたけど一回もそのカードを切ったことが無いという悲しみ

サーフゴー

飛行テラスタル
ひかえめ H132-B12-C252-D100-S12
※倍速時スカーフコノヨザル抜き H10-1 D寄せ

話題のパルデア新ポケモン。特性がアホみたいに強く、とにかくいろんなものが効かない。味方のてだすけまで効かないのは何かの間違いと信じたいがとにかく強い。ゴールドラッシュの破壊力はいろんなところで語られている通りの強さで、弱点をついた場合は一撃で試合を制するくらいのダメージを与えられる。眼鏡型も多いみたいですが個人的には守れる方が動きやすかったので珠を採用。最後の枠はガブリアスやコノヨザル対面も多かったのでマジカルシャインに。そしてテラスタルは飛行。これは相手のじしんも味方のじしんも無効にするためでかなり機能しました。特に最終版面でじしんとゴールドラッシュを続けて打つことで一気に試合を終わらせるなども多く「テラスタル楽しい、、、」と何度も実感。サーフゴーめちゃくちゃ強いです。

ガブリアス

じめんテラスタル
ようきAS残りD 183-182-115-x-106-169

現環境は「じしんを当てたい相手がいるのにまともなじしん打ちがガブリアスくらいしかいない」という大ガブリアス時代。ということで地震を軸にしつつガブにも色んな型があるわけで自分もクリアチャーム剣の舞鋼テラスタルなどいくつか試してはみたものの結局は火力が正義の鉢巻きが強かったです。環境的にガブリアスが強い&多いことでメタも進んでおりうかつに居座ると処理されるため「打てる時に最大火力で地震を打つ」ことが結構大事かなと思いました。尚ガブリアスを起用するとき構築全体で「味方のじしん対策」が必須なのが今のパルデア。浮いているか、浮けるか、まもれるかなど事前の指さし確認で快適なガブリアスライフを楽しみましょう。(じめんZって偉大だったんだなあ)

サーナイト

ほのおテラスタル
ひかえめHC残りS 175-x-85-194-135-101

最後枠は構築補完役としてサーナイト。まずトリル対抗現在ランクバトルはトリルが結構多く、その対処もなかなかに厄介ですが封印トリルはそれなりに有効な手段。サーナイトは高種族値から封印トリルを決めつつそのままアタッカーになれる貴重なポケモン、フェアリー枠もいなかったのですんなり起用は決まりました。トリルは合わせてコータスふんかも対処が必要、ということで弱点の鋼も一緒に対抗しつつマジカルフレイムの火力が上がる炎テラスタルを採用。これがなかなかに強く、晴れ下のふんかも余裕をもって耐えることができトリルキラーとしての総合力を感じました。トリル対抗に選出する=粉が飛んでくるので持ち物はゴーグルで安定。そして何より偉いのが特性のテレパシー、そう!味方の!じしんが!当たらない!毎シリーズ一定の活躍をするサーナイト、ほんと偉い。

▼選出イメージ

表:ユキノオー ユキメノコ
裏:ヤミカラス なにか

・ベースパターン。ベールを貼ってノオーで殴る、後半はヤミカラスのサポートから範囲アタッカーで刈り取る。ノオーは不利盤面が見えたら変に後退などせず水テラスを切って対抗したほうが強いです。

表:サーナイト ガブリアス
裏:ヤミカラス ノオーorサーフゴー

・トリル系やよほどのノオーメノコ不利盤面に使うパターン。サーナイトでトリルを封印しつつガブリアスで地震。
尚けっこう多い「草グレンアルマ+イエッサン」にスタート対面した場合はグレンアルマが草テラスからじしんを受けて高威力ワイドフォースをしてくるので封印からガブ→サーフゴーとして受けた後にゴールドラッシュとシャインで削っていくのが比較的安全です。

その他
●相手にヤミカラスやアローがいておいかぜが見えてるときはサーナイトで逆転トリルもかなりありです。
●ヤミカラスのイカサマが結構強いのでやることない時は積極的に押しましょう。
●ヘイラッシャは黒い霧を合わせられればノオーのリーフストームも回復しながら完封可能です。

▼あとがき

ということでパルデアシーズン1も無事マスボにサクっといけました。シーズン1は高種族値が締め出されたことで火力は均衡してます、壁はりなどで構築全体の強度を高めてS操作に対応していくことが地味ですがとても重要な印象です。最初は準伝パラ締め出しがありけっこう不安だったんですが結局めちゃくちゃ楽しいので皆さんも是非パルデアダブルをお楽しみください!

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