無題

2016年3月23日配信をもって、ラジオにこりんぱなが最終回を迎えました。

私はなんだかんだ2年半くらい(?)ラブライブ!関連のコンテンツを享受し楽しませてもらってきましたがこの「ラジオにこりんぱな」がとても好きでした。

μ'sで特に応援している星空りんがべーと久保ユリカさんが登場することは勿論ですが本当に面白くて、毎回更新が楽しみな番組でした。

ラブライブ!の面白さである2次元も3次元もアニメもゲームも音楽も、いい意味でグシャっとうねりにしていくあの感じをまさに体現していて、このラジオが「広報」担当であることのふさわしさを毎回感じていました。

本人たちもリスナーも決してネガティブな意味ではなく「変な番組」「ヤバい番組」と評していましたが、自分にとってはこれこそがラブライブ!の真髄で、にこりんぱなあってのラブライブ!だと思っています。


さて、そんな番組が終わりました。

最終回で久保さんが泣きながら「何で終わっちゃうのー」と言っていましたがその言葉がむしろ惜しまれながら終わることを明確に定義していて、その或る意味での未練みたいな感情が最終回を最終回たるものにしてくれていて、大きな番組が作ってきた一つのペルソナみたいなものが、今日にて終わることを生々しく彩ってくれたなと安堵しました。


始まったら終わるという当たり前のことは実はなかなか難しいと思います。

始まったは良いものの、綺麗に終わることができるコンテンツは多くはありません。その意味で、どこか感情的にどこか爽やかに、そして惜しまれながら終わりを迎えることが出来ることはとてもとても貴重なものなんだなあと思います。


μ'sのラブライブ!が終わる終わらない云々カンヌンについて議論するのはとても野暮です、人によって感じ方は違いますしそれでいいかと思います。別にここに関しては何でもいいんだと思います。人それぞれってやつですよね。


ただいろんな要素の中で確かなのは、「にこりんぱなは今日最終回だった」ということです。そしてその最終回がとても良いものだったということです。


それにただただ、自分はホッとしています。

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