久保ユリカさんイベレポ：きっとCome on!! Come on!!が聞こえる

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4年ぶり（本当）

2023年8月13日に代々木の奥の方で開催された4thシングル「可愛くって意地悪しちゃう」発売記念イベント　Come on!! Come on!!　に参加させていただきました。

文の書き出しでこのイベントの正式名称調べに行ったらめちゃくちゃ長くて焦ったんですがそれ以上に焦ったのが「久保ユリカ単独有観客ライブイベント　4年ぶり」ということですね。これもうオリンピックだね！

なんやかんやあっての4年ぶりのライブということでまず時の流れに驚くわけですが、会場にいってみればそこには先月ぶりから数年ぶりまで様々な知った顔であふれていてこれもまた驚きました。オリンピックとさっき書いたけどどちらかというとこれあれだね、お盆で地元に帰省した時の感覚に近いね。カモンカモンというかお盆お盆ですわ。

ノンテーマが生む快適空間

今回は冒頭のとおり4thシングル発売記念ではありますが実質ノンテーマと言っていいライブだったと思います。シングルに収録されているのは2曲、アニメ主題歌を含むもイベント自体はアニメと関連ナシ。誕生日などそのほかのコンテクストもなく、アルバムを背景にセトリを組んだかつてのライブとも違い、比較的無味無臭に近いイベントとなりました。

結果として特定の要素に引っ張られることもなく、「久保ユリカによる歌とトークがシンプルに連続する時間」という形になりました。これはおそらく多くのファンにとってめちゃくちゃ快適な時間だったんじゃないかなと思います。

久保ちゃんが数分話してウェヒヒとか笑った後にそろそろ歌いますかねと言って歌う、卵焼きとウインナーと唐揚げとおにぎりのお弁当みたいなこういうのでいいんだよ感。個人的にはかなりうれしかったです。

トークパートは事前にどういった段取りがあったかは不明ですが「（今目の前にいるファンは）鏡ですからね私の」や「（グッズのポーチなどの）カラーリングにおいて内側はピンクにしている、内臓のピンク。内臓ピンク」などのエッジの立った話や、終盤にはレプロ時代の盟友である菊地亜美氏からのビデオメッセージで当時のバイト先を暴露されるなど、今後の久保ユリカ文献に残るレベルの深イイ話も多くとても良かったです。

ちなみに今回のイベントは映像媒体など一切残さないみたいです、そういう要素もこの何とも言えない自由で快適な空気づくりに一役買っていたのかもしれないですね。

SUMMER CHANCE、ここに極まる。

歌の方はセトリを公式がLINE MUSICにまとめていたので詳細はそちらで。

やはり特筆すべきはSUMMER CHANCEですね、とりあえず１回聞いときましょう。

尚、私はサマチャンPVのゴッド姉ちゃんリスペクトを感じさせるこの髪型がめちゃくちゃ好きなのだがその日の飲み会で「これ好きと言ってる人は”俺は尖ってる”とアピールしているに過ぎない」と鋭利な言葉で刺された。

私は毎年の梅雨明けとともにサマチャンを聴くことにしている重度のサマーチャンサーなのですが、ついにというかやっとというか「オリジナルバージョンのSUMMER CHANCEをバンド演奏で真夏に聴く」という超重要実績を解除することができました。

後ろにいた友人に「サマチャンの時だけ異様に盛り上がっていた」と指摘されましたが、サマーチャンサーの悲願がかなった瞬間なので許してほしい。

いや本当に真夏に生バンドで聴くSUMMER CHANCEはすごい。もともと自分はこの曲の歌詞についてよくわかっていなかったけど、ますますわからなくなりました。ある意味これは解像度が上がったととらえています。
なんせ魔法にかかった夏のイリュージョンは（中略）ワーとキャーですから、わからないほうに進化していくことが絶対に正しい。

でも夏にかき氷食べるくらい当たり前の「夏にサマチャンやる」がしれっと実現したのはやはり今回のノンテーマ性や自然体な設計であり、本人が言っていた「久々だしイエー！みたいな感じが良かった」というイベントそのものが持っていた肩の力が抜けた性能によるものなんでしょうね。そういう意味でも今回のライブは奇跡的にいろんな要素が嚙み合っていたんだと思います。

余談としてのフラスタ

今回もフラスタに参加しました。いくつかお世話になったのですが主に関わったこちらをご紹介。

詳細は「気が向いたら書きます」と、上記ツイートの主で本件の主幹であるMayu＋が言っていたのでそこにすべてを託しますがめちゃくちゃ綺麗に仕上がって良かったです、本当にお花屋さんの匠の技と情熱に感謝。今回、イベントにテーマ性が無いことがテーマだろうということで、意味的なことより見た目に振ったものがいいよねとこうなりました。脚が光っててすごいよね、詳細はたぶんMayu＋が書いてくれると思うので彼をフォローして待っててください。

きっとCome on!! Come on!!が聞こえる

ということでこういうのはすぐ忘れるので早めに感想をまとめました。（めちゃくちゃ偏りのある感想だったけど）

締めということでなんとなく今回をライブタイトルに引っかけてまとめようと考えましたが、冷静にCome on!! Come on!!ってすごい言葉ですね。
「来い来ーい！」ですからね。

ただその「来い！」に呼ばれて行ってみたら、４年ぶりとはいえ、今後の活動がどんな感じかがわからないとはいえ、久保さんのファンを続けていると今回みたいななんとも言い表しにくいけど楽しい一幕にまた会えますよということを実感できたような気がします。

勿論、今後もイベントといえば何かのタイアップだったり誕生日的なものだったりすると思うんですが、今回みたいな「こまけえことはいいからカモン！」みたいな感じを期待してしまう自分もいます。またこういうのがあるといいですね、ファンを続けていればきっとあるんでしょうね。オリンピック周期くらいかもしれないけど、きっとそのうちCome on!!が聞こえてくるでしょう。

では、また次の何かを楽しみに。



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