今迄の町内会とは違った。


何となく加入した町内会

現在住んでいる所は今まで住んでいた町と同じ市内です。
が、今までは一戸建てで町内会に入っていて、回ってきた役もおとなしくこなしました。
今度は、賃貸のマンションでいつまでここにいるかわからないので、町内会に加入はしなくてもいいかなと思っていたのですが、マンションの管理会社が町内会費月400円ですという事で家賃と一緒に口座振り込みとなりました。
前の2か所は月300円だったので、100円高いなとは思ったのですが、
月2回「市政だより」が1階の郵便ポストに入っています。
回覧板は回ってきません。
「回覧板は、来なくてもいいな、他は何もなくて、これはこれで面倒なことがなくていいかな」位に考えていました。
住民の方も両隣の方とは合えばあいさつをするぐらいです。

しかし、この町に住んでみて

ここに越して来るまで、少し離れた場所の商店街の町おこしのお手伝いをしていました。
ここに引っ越したので、そちらはやめてここの町おこしをすることにしました。
少し年も取ってきたので、今迄のところでは、車で移動しないといけないし、夜ともなれば、運転が危ないし、体力にも影響があると考えてのことでした。
しかし、この町は寂れてしまって、商店街といえるような状況ではなく、
JRの駅が近いのに、閑散としています。
何人かの店主の方に声をかけて町おこしを誘ってみました。
「ここは、ダメですよ。今までもいろいろしたけど、この通りです」
駅が近いという事もあり、お店も開店するのですが、すぐに辞めてしまう状況です。

では子供食堂をしよう!

親戚の人が開いている居酒屋の店休日を月に1日だけ借りて子供食堂という名の親子の居場所つくりをすることにしました。
私一人では手も回らないので何人かにお手伝いをお願いしたら快く参加してくださいました。
まだ、平成の時代です。
困っている子供といってもわからないし、子供食堂といっても子供だけできて親が知らないとなると、夜帰り道に何かあったときに困るので、親御さんがついてくる。もしくは子供だけできたらお迎えに来てもらう。親御さんも
食事を一緒にして親御さんの分は400円程度のカンパをおねがいしました。子供は何人来ても無料です。
カンパですから箱に入れてもらうのですが、子供たちがこの箱にいれるのを
喜んでくれました。

この準備の時にこの町の違和感を感じました。

いろいろ準備をしまして、まずこの校区の小学校に話しに行きました。
教頭先生が対応されたのですが、「このような個人でされる事は、学校では対応できません」とのことでした。
そうかもしれませんが、自分が勤務している学校の生徒の為に『ありがとうございます」という気持ちがないのが不思議でした。
それから学童保育に行きました。
そこで話をして、「案内のチラシを貼ってください」
といいましたが、頭一つ下げるでもなく一言もなく最後まで無言でした。
今迄いろんな経験をしてきましたが、この時にこの校区に違和感を感じました。

では隣の校区に行こう

という事で隣の校区の学童保育に話をしに行きました。
そこはとても感じがよくてチラシを貼ってくださいました。
初めての日は、3組の親子さんが来てくださいました。
学童保育の方に、お会いした時に「子供たちが子供食堂が楽しいと話してくれますよ。昨日のご飯はこんなだったと話してくれます」と言っていただいてとてもうれしかったです。
それから口コミで毎回増えて行ってコロナで閉店するまでに親子で30人ほどが集まってくださいました。

違和感はまだまだ続きますが次回に

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?