この校区の町内は
前の記事に書いた子供食堂は私たちの自己満足だし、来てくれる人も増え続けていたので、別に良かったのですが、町おこしをという事で、8人の商店主が集まりました。
これこそ任意団体なのでお金も何もありませんでした。
まず、手始めにあまり使われていない公園でフリーマーケットを開こうという事になりました。
私はすぐ区役所に公園の使用許可はどうしたらいいのか聞きに行きました。区役所の担当者は書類を渡してくれました。
その書類に町内会長の許可を貰ってくださいとのことでした。
私は、分かりましたと簡単に考えてその書類を貰って帰って、私たちが作った団体の代表者に渡しました。
そこの町内会は私が住んでいる町内とはまた別の町内だったのですが、商店の経営者たちは町内会費を納めています。
代表者は古くからの商店ですぐに同意を貰えると思ったのですが、「そんなことをしてもらって、何かあったらどうするのか?使用は認められない」ということで、ケンもホロロだったそうです。
JRの駅に近いので昔は電車に乗る人も多く、商店もたくさんあったのですが、シャッター通りになっていて、道も夜は暗くて危ないという声も出ていました。
聞くところによると、昔は商店の方々がお金を出して洒落た街灯をつけて電気代も払っていたとのことでしたが、店がどんどん閉まっていって街灯もなくなり、そのままとのことでした。
話の中でこの暗さは危ないという事で代表の知人の市会議員に陳情して街灯をつけてもらいました。
ちゃんと明るさを調査してLEDの街灯をつけてくれました。
人の通行数や何かを調べて、防犯灯という事で電気代は電力会社と市からでるとのことで明るくなりました。
また、道幅が狭いところがあったので、白線を引いてもらったりと、その市会議員さんにお世話になりました。
市役所の職員さんが町内会長のする事だし、街灯がついても何も言ってこないなんて信じられないと言っていたとのことでしたが、前のケンもホホロ問題があったので、町内会長とは一切接触はしませんでした。
そんな少しづつ盛り上がってきた時に団体の代表が亡くなられました。
あまりにあっけないことに皆は力を落として、動きは止まってしまいました。
それから半年くらいで、コロナが始まり、町全体はどんよりとしたままで、今は団体は立ち消え状態です。
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