課題を分離してきっぱり断ってみた話

私の子供が遠方の学校に進学して、私が暇になったことを知っている知人がいます。

この知人がお店をやっていて、私に仕事を手伝ってほしいと依頼してきました。

以前から何度も頼まれていて、その度に断っていたのですが、今回は本当に人手がいなくて困っている様子。しかも、私が暇になったこともバレている。

2ヶ月だけ手伝ってほしいとのこと。今回も断るつもりが、いつも入っているバイトさん(私も知っている人)が日本に行っていてどうしても変わりが見つからない、とのこと。

まあ、暇になったこともバレているし、お店にもたまにお世話になるから、今回だけ人助けのつもりで手伝ってみよう、と思ったのがことの始まりです。

早速、1回目の仕事に行ってきました。しかし。

とにかく、接客の仕事が私に合わない。しかも、私は娘の引っ越しの手伝いで腰を痛めてしまっていました。

その一週間後、2回目の仕事に行く約束をしてしまいましたが、

「今、きっぱりと断らないと、2ヶ月の間悶々とすることになる。しかも、腰も痛いし、本格的に腰を痛めて通院する羽目になっても、労働契約を結んでいない店からは何の保証もない。」

これは、早めにきっぱり断らないといけない、と思い、1回目の仕事が終わった2日後に、断りのメッセージを入れました。

本当に変わりがいなくて困っている、本当に無理なのですか?と返事がきました。

しかし、相手は私に何の保証もしないのに(労働契約を結んでいない、私が仕事で腰痛が悪化しても何の保証もない)、私を使おうとしている。私は、これはイケナイ関係性だと勘付き、きっぱりと、しかし、丁寧に断りを入れた。

商売をやっている相手は、自分のお店の運営のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていない。

しかし最終的に、相手は了承してくれた。最終回となる2回目は、腰に気をつけてやりましょう、とのこと。

人手が足りないなら、自分で探すか、どうしても見つからなければその日は営業をお休みにするか、縮小して営業するか、行動するのは相手の課題です。

私は、昔から知っているし、困ってそうだからと思って毎回断るのは悪いかな、と思っただけなんですけどね。これが良くなかった。

きっぱり断れました。ホッとしてます。

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