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【どこよりも早い】大分トリニータ2021選手名鑑【…と思う】

「チームがバラバラじゃねえか!!!」

「『一致団結』してるよ!」

「次は絶対勝つ!」

「その言葉、信じて良いんだな?」

「次は絶対勝つ!」

「トーリn(以下略)」

新体制発表会で今シーズンのスローガンを聞いた時に真っ先に浮かんだのがこの縁起でもないネタです。意味がわからん人は「チームがバラバラじゃねえか」でググると一発でわかるよ。本当に縁起でもないネタだとわかるよ!

さあ今年も高くはないというか絶対に他のチームより低い給料にも関わらず大分のユニフォームを纏って戦ってくれる選手達を紹介するぞ!詳しいデータはエルゴラの選手名鑑が発売されたらそっちで調べてね!

GK#1 高木 駿(たかぎ しゅん)

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最後尾の司令塔にして新主将。契約更改時にチームの中心としての自覚溢れるコメントを発表していたが、その頃には片野坂監督からの主将指名の電話を受けていたのかもしれない。去年は大分の正GKとなって初めて不調によるスタメン落ちも経験したが、高木が尊敬する元大分の修行智仁(今治)の様に準備と仲間の鼓舞を怠る事無く続けスタメンを奪い返した。DFラインの顔ぶれが大幅に変わっても高木がいる限りボールを大事にする大分のサッカーは変わらない。主将だからと言って気負い過ぎず、今年こそアシストを。

GK#22 ポープ ウィリアム※川崎から移籍

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昨年は大分からレンタルバックで川崎へ戻り、再レンタル先の岡山で正GKとして40試合に出場。そのままレンタル継続の話もあった様だが強い覚悟を持って大分へ完全移籍と言う形で戻ってきた。その辺のいきさつはぜひポープ自身が書いたnoteの有料記事をご覧になって頂きたい(ステマ)。前回所属時の大分での最後の記憶は天皇杯で試合終了間際のオウンゴール同点劇に呆然とする姿。前所属時から大の仲良し、髙山薫の飯で完全体に磨きをかけ記憶を上書きする。


GK#24 西川 幸之介(にしかわ こうのすけ)※藤枝東高から加入

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高校サッカーの名門・藤枝東から初となる入団選手。元大分の西川周作(浦和)と同姓のGKという事で大分サポは意識をせざるを得ないが本人も意識していたようでパントキック等は参考にしているらしい。新体制発表会でのしっかりした受け応えが印象的だったがキャンプ恒例の新人一発ギャグのネタは大丈夫?

GK#44 吉田 舜(よしだ しゅん)

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昨年はルヴァン杯の短縮や天皇杯の不参加なども影響し公式戦出場はゼロ。「デジっち」でのすきっ歯自虐が一番印象的になってしまった。前歯の間は離れていても掴んだボールとファンの心は離さない。上手い事書いたつもりでもそこまで上手く無かったので次、行ってみよう。

DF#2 香川 勇気(かがわ ゆうき)

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左サイドのイケメン担当。三竿を使わせたら日本一。ロティーナ門下生らしく守備面での貢献はもちろん左足のクロスでチャンスメイクし高さも大きな武器になる。昨年後半は負傷で離脱したのが痛かった。今年はフル回転で。そしてセットプレーでの得点もみたい。

DF#3 三竿 雄斗(みさお ゆうと)

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「怪我がち」なんてもう言わせない。鹿島時代から悩まされた負傷を克服し昨年は全試合出場を果たした。3バックを組むことが多かった岩田・鈴木がそれぞれ移籍。残った1枚として大分のスタイルを再構築するキーマン。

DF#4 坂 圭祐(さか けいすけ)※湘南から移籍

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チョウ・キジェ監督の湘南スタイルを最後に受け継いだ。174cmとCBとしては小柄でも抜群の身体能力で相手の攻撃をはじき返す。湘南では3バックの中央を務める事が多く、鈴木が抜けた穴を羽田や小出と争う形になるか。

DF#5 福森 健太(ふくもり けんた)※北九州から移籍

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かつて大分を初のJ1に導いた小林伸二監督の教え子。昨年「國分伸太郎(現山形)がディサロ(現清水)と福森連れて戻ってこないかな」と呟いてたら単独で来た。北九州では主に両サイドバックを主戦場とし、チャンス時には物凄い勢いでサイドを駆け上がり、正確なクロスや積極的なシュートで攻撃に絡む。セットプレーでのキッカーとしても期待。

DF#15 小出 悠太(こいで ゆうた)

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「甲府カルテット」最後の1人。3CBの中央が主戦場と思いきや昨年最も輝いてたポジションは右WBだった。今年は岩田の抜けた右CBか、鈴木の抜けた中央か、それとも右WBか。現状ボランチの層が薄いのでもしかしたら…?最終的に藤田義明(元磐田)化してそう。

DF#19 上夷 克典(うええびす かつのり)※京都から移籍

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長身でイケメンで足も速く、絵心もある。反則である。長谷川雄志とは中学・高校の同級生、元大分U-18の岩武克弥(現横浜C)とは明治大学の同期でセンターバックとしてコンビを組んでいた。実は大学4年時にも大分からオファーを受けており、3年越しのラブコールが実った形になった。全世界が驚愕した「13-1」の時にはフル出場してるオルンガ被害者。オルンガは居なくなったけど柏に借りを返そう。

DF#26 黒﨑 隼人(くろさき はやと)※栃木から移籍

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こちらは大分を二度目のJ1昇格に導いた田坂和昭監督の教え子。吉田舜とは法政大学の同期。サイドバックで182cmという高さとスピードを兼ね備え、栃木の堅守を支えた。実家はイチゴ農家で苗字が「くろさき」なので実質BLEACHの主人公。僕個人的に好きな卍解は京楽春水の「花天狂骨枯松心中」です…いや何の話だよ…。新体制発表会では終始目が泳ぎっぱなしだった。

DF#41 刀根 亮輔(とね りょうすけ)

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昨年最終盤のアウェイ湘南戦後の伊佐スタグラムで「3年間ありがとうございました」と発言しサポーターの心をざわつかせておいてしっかり契約更新。もう、その冗談笑えないゾ☆(もしかしたらその時点ではマジだったかもしれんが)。小手川が抜けてユース出身者最年長に。見た目はヤンチャ、中身は真面目。でもやっぱりあふれでるヤンキーっぽさ。怖くないよ!

DF#49 羽田 健人(はねだ けんと)

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ベテランに見えても大卒2年目。昨年ボランチを経験した結果、冷静な状況判断に磨きがかかり、鈴木義宜欠場時には3バックの中央で代役を立派に勤めあげた。その鈴木と岩田が移籍した事は羽田にとってはチャンス。2代目鉄人は羽田しかいない。

MF#6 小林 裕紀(こばやし ゆうき)

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昨年は負傷で長期欠場していたが復帰後はすぐにスタメンを奪取。最終ラインの組み立てに参加してたかと思えば気がついたら最前線に駆け上がってて、更にカウンターを受けたと思ったら潰しに行く。それらを全て塩顔で行う。イサスタグラムの無茶ぶりを回避できるのはこばゆおにいさんだけ。

MF#7 松本 怜(まつもと れい)

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J3時代を知る選手もレイチェルと伊佐の2人になった。在籍最長にして最年長。ここ数年は右サイドでの岩田とのコンビネーションが大分の武器となっていたが、その岩田が移籍。今までは岩田を使っていた分、自分で仕掛ける回数が減っていたがサイドの攻撃的な選手らしく仕掛けるプレーがより求められそう。

MF#8 町田 也真人(まちだ やまと)

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永遠の13歳っぽさを保ち続ける奇跡の31歳。新加入のチーム最長身の長沢との身長差26cm。数字で見ると大した事ないっぽいけど実際比べてみると差が凄いので長沢の紹介ページも見てください。昨年終盤には野村とのシャドーコンビで抜群の連携を見せた。そういえば椎茸は食べられるようになったんですか?

MF#10 野村 直輝(のむら なおき)

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昨年は怪我で出遅れたが復帰してからは見事な働きでトリサポを虜に。10番は伊達じゃない事を証明した(本人は11番希望だったらしいけど)。今年の開幕戦の相手は徳島、第2節は横浜Cといきなり連続での古巣対決。ふざけて目をひん剥いて笑った時の顔の作画が凄くジブリっぽい。

MF#11 下田 北斗(しもだ ほくと)※川崎から移籍

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鈴木惇(現藤枝)以来久々のレフティーボランチ。昨年大分が川崎をホームで優勝させるアシストをした返礼品説が濃厚(違います)。ちなみに大分は一昨年のアウェイ川崎戦では下田に先制点をアシストされている。高山とは湘南時代にチームメイトでとても仲が良いとの事。ボランチのスタメン争いと共にポープとの高山争奪戦にサポは興味津々である。

MF#17 井上 健太(いのうえ けんた)※福岡大から加入

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サイドを切り裂く快速アタッカー。身長低めな選手によくあるムチムチ体形で、町田を見た後に見ると何か安心する。同期入団の藤本とは大学時代に何度も対戦した仲。2人とも既に特別指定選手として片野サッカーはインターン済み。長谷川・羽田と大卒ルーキーの活躍に続け。

MF#23 高山 薫(たかやま かおる)

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前回在籍時に仲の良かったポープが復帰、湘南時代に仲の良かった下田も移籍加入と私生活の充実は約束された。薫飯を取り合う2人との三角関係で何も起きないはずが無く…?(何も起こりません)サイドプレーヤーの補強が目立つ今年は勝負のシーズン。

MF#25 小林 成豪(こばやし せいごう)

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大分に加入して3年目、過去2年は怪我に泣かされてリーグ戦出場は合計10試合にも満たない。それでも印象的な2ゴールを挙げるなど勝負所では頼もしいアタッカー。全体練習には復帰しているようなので今年の爆発に期待。

MF#38 高畑 奎汰(たかはた けいた)

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プロデビュー戦で見せたハツラツとしたプレーが去年はなかなか見られないまま勝負の3年目。大分U-15時代の同期、中村拓海はFC東京の主力となりつつある。今季も移籍組にサイドプレーヤーが多く、厳しい1年になるとは思うが負けるな奎汰。

MF#40 長谷川 雄志(はせがわ ゆうし)

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大分を代表するプレーヤーとなりつつある。両足で自由自在に操るパスは大分のボール回しの根幹として、有識者からの評価も高い。大学の先輩、鈴木義宜は去ってしまったが中高の同期、上夷が来たので寂しくはない。片野坂監督も含めた鹿児島組で大分の中心に。

MF#43 弓場 将輝(ゆみば まさき)※大分U-18から昇格

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ユースから昇格した期待のボランチ。去年ルヴァン杯でJデビューは済ませている。ボランチの選手が現状少な目なので早目にチャンスは来るかもしれない。

FW#9 髙澤 優也(たかざわ ゆうや)※背番号31から変更

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いつでも勝利を諦めない貪欲なストライカー。今年からFWの代名詞とも言える背番号9に変更。勝利の為に点を取り続ける。なお今年の新ユニフォーム発表会のモデルとして選ばれていたが20分前まで自宅で寝てて危うく遅刻仕掛けたらしい。大物感すごい。

FW#13 伊佐 耕平(いさ こうへい)※背番号18から変更

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二代目ミスタートリニータとなるべく高松大樹の13番を継承。三平・鈴木・岩田と言った長年の主力の退団・移籍が相次いだ中でチームを背負っていく覚悟を見せた。自身の生活を紹介するYouTubeチャンネルで毎朝食べているオートミールが大分サポの中で静かにブームになり始めている。サポーターのメンタルだけで無く体調面も整える男。今日も最高の1日に!

FW#16 渡邉 新太(わたなべ あらた)※新潟から移籍

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新潟出身で新潟ユース育ち、大学経由で戻ってきた新潟生え抜きが初めての移籍。それだけの覚悟を持って片野サッカーに挑戦する。大分はJ2時代に渡邉新太に強烈なゴールを決められている。やられたら獲得するのが大分スタイル。

FW#18 藤本 一輝(ふじもと かずき)※鹿屋体育大から加入

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去年は特別指定選手として何度もJ初ゴール未遂を起こした。ルーキーイヤーの今年は伊佐の18番を引き継ぎ今度こそJ初ゴールを記録したい。大分の藤本と言えば藤本一輝と言われるような活躍を。

FW#20 長沢 駿(ながさわ しゅん)※仙台から移籍

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大分待望の長身FW。とにかく大きい。そして大きいのに守備もサボらない現代のFW。クロスが点にあまり繋がらなかった去年の弱点を補って余り得る。インタビューの度に仙台よりは過ごしやすいを連発してる。よっぽど寒かったのね仙台…。

片野坂知宏

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監督として6年目となる今シーズンは、片野坂体制となって初めてと言うくらい前年の主力が多く引き抜かれた。J3から積み上げた片野サッカーの核を担っていた選手達は抜けたが、次の主力となる存在は完全移籍で獲得できている。そろそろ片野坂体制もいつサイクルの終焉が来てもおかしくない。それでも片野坂監督には期待している。第4の審判に目をつけられながら、今年も片野坂監督はピッチサイドで躍り続ける。


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