作曲赤ちゃんのDTM〜なにからやればいい?
突然ですが皆さんは作曲したことありますか?
なんか漠然と「難しそう」とか「天才じゃないと作れない」感ありませんか?
かくいう私も、音楽は才能のある人ができるものだとずっと思っていました。
なので、才能のあるなし関わらず、
1+1=2 ほど脳死ではできないけれど、
369×18 を筆算でやるならできるくらいに、
私も一緒に勉強しつつ、レポートにできたらなって思います。
(本音)
この記事でDTM人口が増えればいい…共同体を作りたい…。いやDTM人口が増えなくても、私自身に興味を持ってもらえて、一緒にモノづくりができればこれ以上に楽しいことはない…。仲間が…欲しい…常に…。
※間違った知識、補足事項などありましたらお気軽にコメントください。
私のこと
音楽歴
私の音楽歴は、ほぼ赤ちゃんです。
幼少期に習い事でピアノをやってましたが、練習ギライで先生に怒られるのでいつしか辞めてしまい、中学にあがる頃には楽譜も読めなくなっていました✌️{ヤッタネ!
高校では選択科目だったので、音楽ではなく美術をとりました。
なので、音楽制作はしたことも、しようと思ったこともありませんでした。
作曲歴
社会人になり闇に堕ち、『何か作りたいけど作れない』ゾンビになっていたところ、突如音楽を作ろうと思い立ちます。これが去年の3月です。
行動力だけは百人力なので、すぐさま初音ミクを購入。
私の学生時代はボーカロイド興隆期でもあったので、音楽制作=ボカロでした。バンドとか人間で音楽をやるよりも身近だったんですよね。
そんなこんなで、いま作曲歴 1年7ヶ月。
もうすぐ2歳です!
作った曲
当時のゾンビ脳では音楽理論がまったく理解できず、結局フル無視して完成した処女作がこちら↓
すご〜い音楽のようなものができてる〜!(自画自賛)
「なんかコード?を弾けばいいらしい」という理解のまま、はちゃめちゃに作りました。
なので正直、なにも理解できなくても音楽っぽいものは作れます!
でも理解できたほうが、より自分がイメージしたものを出力できる…。
いままで音楽理論の勉強を避けていましたが、これを機に楽しく勉強していきたいと思います!
作曲に必要な知識って?
「コード」と「メロディ」の知識です。2点セットです。
私が音楽理論を勉強した際につまずいたのは「コード」です。最初の最初でつまずきました。悲しいゾンビですね…。
コードってなに?
いわゆる伴奏です。ピアノでいうところの左手で弾いているやつ。
その音色が、曲全体の雰囲気を決めると言われています。
コードは日本語では「和音」と呼ばれています。
その名のとおり、2つ以上の違う音を奏でて音色を作ります。
一般的にコードとして使われるのは3和音と4和音。白い鍵盤ならひとつ飛ばしに鳴らした3つor4つの音などがそれに当たります。
コードの使い方
「コードの概念はなんとなくわかった。じゃあどうやって使えばいいの?」というと、3つ、考えることがあります。
では、ひとつずつ勉強していきましょう!
1.どのキーを使うか?
「いやまずキーってなに?」ってなりますよね、赤ちゃんはね。
簡単に言うと、中心の音です。その曲のリーダーです。
メロディを作る際には、キーを軸に一定のルールのなかで揃えた音を使います。キーが「ド」だったら、「ド」をリーダーにした精鋭チームでメロディを作るんですね。
ちなみに音楽理論では、キーやコードは「ド」ではなく「C(シー)」と呼びます。これは英語圏の呼び方で、「ラ」から「A」と呼び、その後は順番にB、Cと続いて、最後の「ソ」は「G」と呼びます。
ここで「じゃあCのキーを使うぞ!」ということはできなくて、キーは更にふたつに分かれちゃいます。
それが、「メジャーキー」と「マイナーキー」です。
※便宜上、「明るい」「暗い」と説明しているだけであって、メジャーキーだから絶対に明るい音というわけではありませんのでご注意ください。
だいたいそんな感じ、という認識です。
ここまできてやっと「じゃあ、Cメジャーキーを使うぞ!」となります。
2.選んだキーで使えるコードはなにか?
先ほど選んだ「Cメジャーキー」のチームを並べると以下のとおりになります。
この音の並びを「スケール」と言い、上図は「Cメジャースケール」と呼ばれます。
「それでどうやって使えるコードがわかるの?」というと、このスケールの上に音を重ねて、3和音・4和音を作っていくのです。
この割り出したコードたちは「ダイアトニックコード」と呼ばれます。そのキーで使えるコードたちのことです。
「いや、名称多いわ!」ってなりませんでしたか?私はなりました。そして過去撃沈しました。
3.なにをどうやって並べるか?
「それでダイアトニックコードのどれを、どうやって使うの?」という疑問が浮かんだかと思います。
基本的に、コードは組み合わせて使います。1小節に1つ以上使い、メロディの小節分並べていきます。この並べていくことを「コード進行」と言います。
コードを並べるのにも一定のルールがあります。
コードには、それぞれ「トニック(T)」、「ドミナント(D)」、「サブドミナント(S)」という役割が与えられています。
そして、「どうやって並べるか?」というと以下のようになります。
「自分で考えるのめんどくさいな~」って方は、”コード進行 〇〇(おしゃれとか)”などで検索して出てきたものを使用するのも手です!
有名な曲も王道なコード進行を使っていることが多いらしいので、手っ取り早く作るならそっちのほうがいいかも。
長くなってしまったので、今回はここまでとします。
以上、コードについてのふんわり説明でした。
次回はメロディについて学習して、まとめていけたらいいなと思ってます。
実際に作った曲とかものせていきたいです!
おわり🙏
参考資料など
こっちはPDF版↓
もっと感覚的に学びたい人はこちら↓