高校バスケ強豪校に「第2バスケ部」誕生 _その狙いは?
今日、こんな記事を見つけました。
高校バスケ屈指の強豪・桜花学園に第2のバスケ部『みんなでバスケ部』が誕生!白慶花コーチが語る誕生の経緯と今後の展望
桜花学園といえば、インターハイ優勝25回を誇る高校女子バスケ界きっての名門校で全国から有力な選手が集まる。どうも記事によると、バスケ部は強化指定部で、特待生以外の生徒は入部することができないらしい。さすが強豪校。
中学までバスケやってた学生や、テレビでバスケを見て興味を持った子などは、桜花学園にも存在するわけですよね。そんな学生の受け皿として誕生したのが、この第2バスケ部。
日本の部活って、アメリカと違って、その部活に所属したら基本的には3年間1つの競技に打ち込んで勝利を目指す!という風潮。もっというと、小学校からその競技一筋で取り組み、強いクラブチームに入って活躍し、強豪校に推薦で入ってインターハイや全国大会を目指す!みたいなのが王道とされているので、途中で競技を変えたり、中学や高校で興味を持っても、なかなか始められなかったりする。そういう意味では、この第2バスケ部っていいですよね。
これだけメディアが発達して、いろんなスポーツの動画がリアルタイムでも見れて、ちょっとやってみたいなーと思っても、なかなか環境がない。もちろん競技によっては難しいものもあるかもしれませんが、高校生で、体育館などの施設はあるのに、自分が通っている高校が強豪校だからできない、ってのも変な話ですし、すごくいい取り組みだなと思いました。
自身がバスケに取り組めば、全国大会で活躍するクラスメイトのことを、もっともっと応援したくなる気もします。(強制的に野球部の地方大会の応援を学校行事にしているような学校もありますが、嫌々応援する、みたいな状況はなくなりますよね笑)
第2、という名前さえもう少し工夫してくれればもっといいですが、学校の資産(元Wリーグのコーチや施設)を最大限活用して、学校に新たなスポーツ文化が根付くといいですね。