心優しき保健室のみさきちゃん 〜吐いてしまう頭痛から笑顔の日々へ〜
みさきちゃん 小学3年生女の子
小学2年生の頃から頭痛があった3年生のみさきちゃんは、週に2、3回は頭痛で保険室に行く学校生活を送っていました。 頭痛がひどくなると吐いてしまうみさきちゃんは、学校では先生にお家ではお母さんに迷惑をかけたくない理由から、吐いても汚さない様に「 ゴクン! 」と飲みこめるまでになっていました。頭痛がなくなって大きな夢に向かって頑張っているみさきちゃんと、安心して見守る事ができる様になったお母さんの笑顔の物語です!
症例の内容
みさきちゃんは、小学2年生の1学期の頃から2週間に1回ぐらい頭痛が起こるようになっていました。小学3年生になったら今度は週に2、3回頭痛があって、ほとんど保健室にいる生活をしていました。薬も効かなくて治らないと次の日休んじゃう、そんな生活をずっと過ごしていたそうです。
天気の変化とか温度差があると頭痛が起きやすかったり、小学2年の時の先生が最初怖くて、学校行くっていうプレッシャーもすごくあって、それがきっかけで頭痛が起こるようになったのかなって推測していました。
お腹が空くと頭が痛くなるっていうことが多かったらしいので、先に保健室でご飯を食べさせてもらったり、そういった対応をしてもらってたみたいですけど、それでも頭痛が治らないと気持ち悪くなって吐いていました。
頭痛がひどくて学校休んじゃった時はいつも布団をかぶってひたすら耐えていたそうです。お母さんはそんな姿を見て、「何もしてあげられない。すごくかわいそう」って思う日々をずっと送っていたそうです。お母さんもずっと耐えていました。
頭痛がひどくてガンガンするとゲボしちゃうそうです。子供が「ゲボしちゃう」っていうんです。そして、周りに気遣って「ゴクンって飲めるようになったよ」と言うんです。「でも、まずい」と今は笑って教えてくれる気配りのできるしっかり屋さんのみさきちゃんがいます。
病院も何件か行っても、治らずどうしようかなと思って、お母さんが必死でホームページを見つけて、日だまりショットを受けることになりました。運命の扉が開きました。
日だまりショットを受けて
最初は、お母さんからLINEで問い合わせが来ました。
検査すると頸椎二番は、見事に右にずれていました。首も肩もすごいパンパンでツラそうな状態でした。顔色も悪くて、、目にクマができていました。小学3年生で目にクマができているのは、相当の頑張り屋さんだと思いました。英語と歌とダンスと体操とかの習い事も忙しい毎日でした。ほとんど休みがない生活を送っていました。みさきちゃんには夢があって、ミュージカルスターになることでした。すごい気配りのできる性格で、頭痛がひどい中で、ずっと一人で戦っていました。
8月6日に来院されて、「お盆休みから新潟県の佐渡のおばあちゃん家に1週間遊びに行く」ってことになっていまして、そこまでに治すということをゴールに治療をスタートしました。そしてなんとたった3回で頭痛を起こらなくなりました。
その結果として、8月11日からの1週間、佐渡のおばあちゃんちで頭痛なして夏休み元気楽しんで遊んで来れたそうです。現在のみさきちゃんは、保健室に全然行かなくなりました。保健室の先生に最近全然来ないねって言われるようになったそうです。
みさきちゃんは、今、楽しく遊んで、習い事も頑張っています。学校では、献立係とか英語クイズ係とか一生懸命頑張っています。歌と英語とダンスの勉強ができて、歌のコンクールで日本一を目指して頑張っています。
学校から「迎えに来てください」の電話も全然なくなったっていうことで、お母さんからもすごい喜んでもらってます。
みさきちゃんとの出会いは子供たちは本当に「純粋で愛おしい存在そのもの」である事を気づかせてもらえました。 心の叫びをあげている頭痛の子供たちを一人でも多く救うために、頭痛治療家として一人の大人として楽しく胸を張って生きている姿を見せながら寄り添っていきたいです。
小原毅先生談 名古屋あたまとこころの整体(愛知県 春日井市)