不動産鑑定士 R6短答の記録
はじめに
R4の短答式試験に初チャレンジしギリギリ、合格。
R5の論文式試験はあと一歩のところで、不合格。
R6は、論文合格することは当然とし、できるだけ良い成績・順位を狙うと役員の前で宣言した後に、試験のある8月に入院することが決定。今年の論文受験にドクターストップがかかってしまいました。
今年R6が短答免除ラストイヤーであったため、来年R7に論文受験を延期させるにも、短答式試験から再開しなければならない。仕方ないので、今年R6の短答式試験を受験することにしました。
こんな境遇に遭う人は滅多にいないでしょうが、自分のために記録を残しておこう。論文三振後の短答再学習の参考にはなるかもしれない。
学習の記録
予備校
R6の論文式試験に向けて、LECの論文集中強化コースを購入していましたが、短答目標に切替えたため短答スーパー速習講座を追加しました。
R4当時はTACの短答本科生の講座を購入していましたがテキスト以外はフリマアプリで全て譲渡していたこと、LECのポイントがやたら貯まっていたこと、実践形式の答練と模試は取り組んでおきたかったことから、こちらを購入しました。
学習方法
短答講座の購入は1月中旬に済ませていたのですが、しばらく体調が整わず、本格的に学習を再開したのは3月に入ってからでした。
行政法規の講義を一通り視聴し、問題集である肢別行政法規の上下巻をひたすら繰り返し解きました。試験日までに6周程度繰り返したかと思います。
購入した講座には、鑑定理論の問題集も含まれていましたが、こちらは一切手を付けませんでした。鑑定理論は答練と模試、そしてその復習のみ行いました。
勉強時間は、行政法規に115時間、鑑定理論に20時間、合計135時間でした。
試験当日
今年の短答式試験の会場はTOC有明。
去年論文受験のために3日間通った、慣れた会場です。試験開始2時間前には有明のマクドナルドに到着し最後の復習をしていると、ポツポツと同じように試験前の受験生が増えていきました。偶然か、彼らの使用している教材は全員LECが提供するものでした。
試験本番
試験会場の座席は2〜3割程度の空席がありました。ですが、私の前後左右は埋まっていました。
自分は緊張がおなかに響くタイプで、行政法規を解き始めた頃に猛烈な腹痛に襲われました。ある程度時間内に終わる見通しが立ったタイミングで挙手しトイレに向かったのですが、便意が最高潮に達していたので近年稀にみる傑作を産み出し、その後は爽快感で絶好調の集中力を発揮しました。
得点
行政法規29/40(72.5%)、鑑定理論33/40(82.5%)
合計して155点。
まだ正式な結果発表はないですが、今回はパスできたかと思います。
今後の見通し
医者に黙って今年8月の論文試験を受けることも考えましたが、体力的に厳しそうです。今後は溜まった論文用の教材をぼちぼち消化しつつ、入院に向けて体力づくりに励もうかと思います。
結局約4年間この試験の勉強を続けることになりますが、心が折れて撤退がよぎることは意外とないです。これは、いつかは必ず合格できることや、試験合格後に従事できる業務の幅が広がることなど、将来の可能性が拡大する確信が持てているからだと考えます。
退院後もしばらく休職する見込みなので、のんびりやっていこうと思います。