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星宙うぉっちんぐ


最近、新幹線に乗って地元よりも星がよう見えるところに行ったんですが、iPhoneでけっこうきれいに撮れてびっくりしました。ワシのは望遠レンズ?ついてないんですが(ただのiPhone15かな。レンズ二つです。三つ目のあいぽんはインスタに興味ねえワシにはオーバースペックやと思い候…)、それでもプレアデス星団が撮れたときは「ふぉぉぉぉぉぉおおお????!!!」ってテンション爆上がりしました。


電線がなんかいい感じやない??
「切り取られた宙」って感じで
そういえばこのnoteのカバー画像も電線ですね笑
好きなモチーフなんやろな
電線ないver.
いやもうまさか昴宿(すばる)が撮れるとは思ってもみなかったですよ
右下にオリオン座、左下にふたご座があるのわかりますか??
惑星は木星と火星が見えます
木星は一番明るいやつです
「Every day I listen to my heart♪」って写真撮りながら口遊んでました

(この曲、昔オケで弾いたの思い出しました)

もうシリウスも見えてびっくりしました
秋が来たばかりだと思っていたのに、宙はもう冬なんですねえ
「シリウスに向かって飛べ!」(byナウシカ)って心の中でつぶやきました笑

ナウシカのセリフって素晴らしすぎませんか。てか宮崎駿監督作品のセリフはもうレジェンド。楽しいもんね口で言ってて。ほんま口遊みたい。

「エンジン始動! 砲で扉を破る!」

「来い!」

「砲と同時にエンジン全開! 用意、撃て!」

「瘴気マスクをつけろ! 雲下に降りてバージを救出する!」

『風の谷のナウシカ』(1984年)

ここの一連の流れ、ほんま鳥肌立つし、ガンシップで腐海に降りたときの音楽とかヤヴァいよね…。何より島本須美さんが素晴らしすぎる。もはや「撃て!」が「ってぇ!」って言ってて、「う」が聞こえないところとか…。最高だわ。

ナウシカはまあ、原作漫画が全巻家にあって、中高生の頃にそれを読んで、「??? 映画の内容1巻だけなの??」ってなったところからハヤオワールドにおいでませって感じでした(笑)我々が見せられていたのは、氷山の一角だったのだと気づいたときの歓喜と絶望…。

『シュナの旅』も家にあったので、ずっと読んでました。好きだなぁ。シュナとテア。


シリウスからまさかナウシカに話が飛ぶとは思いませんでしたが、星宙を仰ぐのはほんと好きですね。神話が好きだったので、小学生の頃くらいから星の名前とか憶えてましたもん。アラビア語とかラテン語、ギリシャ語が多いんよね星の名前って。アルデバランはアラビア語で「後に続く者」とか、レグルスはラテン語で「小さな王」とか。プロキオンはギリシャ語で「犬の先駆」って意味やったかな。

中高生のつらかった時期、いつも星見てたなぁ。泣きながら。シンチレーション。星のまたたき。大気のゆらぎ。泣いてばっかでしたね。集団の中で生きるのがほんとつらかったわ。大学での集団生活からの解放がないと、たぶん今こうして笑えてない気がするもんな。

(『星は歌う』もなかなか暗い漫画やけど、ワシは好きです笑。みんなフルバは知っとるけど、『翼を持つ者』とかこれは知らん人多い希ガス。『リーゼロッテと魔女の森』はもう続きが読めないんだろうな…つらいンゴ~)


トレモロってイタリア語でしたよね。

Tremolano le stelle.|星がまたたく.

コトバンク



一応、星宙ウォッチ用の可愛い双眼鏡は持ってるんですよ。2017年に買ったかな??

Vixen製です
色もほんま可愛くない??
たぶん今はもう買えんのよなぁ
ケースも可愛いンゴね


オリオン座のベテルギウスは赤色超巨星ですが、地球とは642.5光年離れているそうです。つまりワシらが見ているのは、見せられているのは642.5年前の過去の光なんだということを意識すると、もう既に現地では(って言い方は合ってないかもしらんけど)超新星爆発起こしちゃってるかもしれないのがすごいなぁと。オリオン座のオリオンの肩が、1万年後くらいの地球人は見れなくなってるかもしれません。まあそこまで人類生きてるんか知らんけど。

星の一生って図鑑で見るの好きだったなぁ。超新星爆発起こして、白色矮星になるか中性子星になるか、ブラックホールになるか。「ええ、太陽にも寿命あるの?」って知ったときびっくりしませんでしたか。

なんか、地球の歴史とか考えると、今人間が気候変動でとまどってるのって、ほんの一瞬の出来事なんやなぁと。いつか人間が自滅しても、またいつか寒冷化して、再び間氷期が来て、また違う生き物が進化したりするかもしれんよね。手塚治虫の『火の鳥』みたいやな。

(『火の鳥』ってなんでこんなに面白いんだろなぁってくらい面白いよね…読んでたら時間が溶ける笑)

恐竜が生きてた頃なんか、今より気温も二酸化炭素濃度も高かったわけで。長い目ぇで見たら、人間ってほんまちっちゃい存在ですわよね。


あと惑星って、惑う星、って書くの、いいなぁ。星座を形作る恒星とは違って、近い距離にある惑星は地球から見て動き方が行ったり戻ったりするから、過去の人たちって「何やねんあの星は」ってなったんやろね。

なるしまゆりさんの『プラネット・ラダー』がほんま大好きなんじゃけど、いつか電子書籍になってくれないかなぁと思ってる。紙の本でも持ってるけど一生待ってる…。名作ですよこれは。なんでウチにあったんかなぁ。おかんの嗅覚すごすぎる(笑)

(Amazonリンクを貼りたくなさすぎてTSUTAYAレンタルのリンクを貼るの巻。でもレンタルじゃなくてほんとは買ってほしい~~~お金落とさせてくれ~~~~)

(そのほかのは電子でも買えるんじゃけどなぜ『プラネット・ラダー』だけ買えんのやろ…。ナゼ…)


最近、雑誌とか本とか、丸善ジュンク堂ネットストアから取り置きお願いしたり、取り寄せたりするんやけど、在庫ないのとか、2週間くらいかかるって言われるんよね。


まあワシ気は長いほうやから「いっすよ~」って感じで待てるんやけど、本屋の未来もなかなか厳しいよなぁ。だってみんな本読まんしさ。YouTubeのほうが楽しいんやろな今の子ぉらは。てかまず親が率先してYouTube見せたり、スマホ見よるんやろな。親が家ん中で勉強してたり本読んでたりしたら、子どももその背を見て育ちますって。この前の日記↓↓で、子どもの中にはクソガキもおるって書きましたが、まず親がバカ親なんすよね(歯に衣を着せなさい笑)

やべー親に育てられたらこげな子ぉに育つんやなぁって、塾で教えてると如実にわかります。ほんまに。子は親を選べないのはthat's too badですね。まあそういう問題児がすっげー発明してくれるんか知らんけど。エジソンみたいに。いや、「なぜ?」とか「どうして?」とか疑問に思って訊いてくるのは全然いいんですわ。問題は、授業ひとコマにどれだけ親が金払っとるかも知らん甘ったれた子よね。金ドブやもん個別指導塾の大半は。逆にめっちゃ宿題とか勉強してくれる素晴らしい子もおるから、そのときは講師側がしんどいんやけども(嬉しい悲鳴)
なんか高校生に英語教えよったときに、ワシの高校の後輩も生徒でおったんやけど、ワシの授業「え、めっちゃタメになる。わかりやすい!」って隣のブースに来て毎回聴講しよったの思い出したわ(授業料とるぞ笑)。塾って利用できる子にとったら楽しい思い出になるんやないかなって思います。


書店はこれから、Amazonにどうやって勝てばいいんじゃろね。Amazonは発売日にはもう来るし、プライム会員やったら送料無料やし。(でもワシは新刊はAmazonで買いませんけどね。中古は買うけど)

まあ送料はこれから多めに取ってったほうがいいと思いますけど。将来的には一律1,000円とかにせなやってけんのやないかな。MBAでロジスティクスの講義取ったときに最終プレゼンで、「急がない便とか、送料は高いものやという認識を消費者側がまずもたなければならんよな」って結論になりましたし。消費者のマインドを変えてかんとムリでしょう。

そういえば今上映されてる『ラストマイル』は物流の問題を扱ってるらしいですね?? まだ観てないんやけど、なんかちょっと観る気が削がれたなぁ。だって、まず2024年問題っていう社会問題があって、公開年が2024年やからそれに合わせたんやろけど。なんかこう、なんていうんかな。作為的やん(笑)ワシ、誘導させられるの好かんのよね。いやまあ、米津玄師の歌は聴きたいのでいつかは観に行きますが。なんか彼の歌が最大のネタバレらしく、まだ聴けてないですからね。

米津玄師とかさぁ、ワシが大学のときは「誰それ、玄米?」って言われてたくらいの知名度やったのに、今ではもうほんますごいよね。

まあワシはハチの頃から応援していた~とか古参アピールはしませんが、「パンダヒーロー」とかもよう聴いてましたよ。「結ンデ開イテ羅刹ト骸」「マトリョシカ」とか懐かしすぎるな。

米津さんの歌は、初期がけっこう好きでですね。「vivi」とか「ゴーゴー幽霊船」とか。「アイネクライネ」「サンタマリア」もずっと聴いてたなぁ。アルバムもずっと買ってますわ。何ならピアノ譜も買ってるンゴ。猫可愛い。

米津さんはすごい本読んではるんやろなって思う。紡ぐ歌詞が深いというか、教養が溢れてるよね。ワシ、邦楽はメロディよりは歌詞を重視する派なので、米津さんの発する言葉、大好きなんよなぁ。なんだっけ、室生犀星とかの影響も受けてはるんやっけ。

前にワシのパイセンも「いま室生犀星読んでる」って言ってて、なんか二人の共通点を垣間見た気がしたンゴ。たぶん二人同い年な気ぃする。

彼は流されないのがいいですよね。世の中の流行り廃りに。いつかのインスタライブを運よく拝聴できたのですが、「サウナとか根本的に寿命縮んでない?」って言ってたのおもろかったな(笑)

「運動は精神衛生上よくないからしない」ってパイセンが言うてはったの思い出しました。体育の先生が聞いたら発狂しそう。

なんとなく、米津玄師はワシのパイセンみがします。

なんか、自分の考えをしっかり持ってる方には憧れますよね。

それはさておき、まさか令和に「ドーナツホール」がリメイクされるとはね。しかもProduction I.Gっていう。

簡単な感情ばっか数えてたら
あなたがくれた体温まで忘れてしまった

ハチ「ドーナツホール」

この部分の歌詞、どこまでも議論できそうで好き。簡単な感情って何やねんって。喜怒哀楽とか、そうやって目に見える感情ってことなんかな。それか、あなたは笑顔の仮面をつけてて、自分は隠された本当の感情にずっと気づけなかったってことなんかな、とか。


「サンタマリア」はこの部分が好きですね。

今呪いにかけられたままふたりで
いくつも嘘をついて歩いていくのだろうか

米津玄師「サンタマリア」

罪を犯した者とそれを救う者――贖うことを待つ者がいるってことなんかな。


産まれてきたその瞬間にあたし
「消えてしまいたい」って泣き喚いたんだ

米津玄師「アイネクライネ」

この部分は、シェイクスピア『リア王』の、リアのセリフを想起させます。

When we are born, we cry that we are come
To this great stage of fools

人が産まれてくるとき、必ず泣くのは、この愚か者どもの生きる舞台に引き出されたことが、悲しいからだ(拙訳)

W. Shakespeare. King Lear. Ⅳ.ⅵ.

こんなふうに、たった一行でいいんですよね。心に残る詩って。心を打つ言葉って。シェイクスピアだって全部の劇が、全部のセリフが面白いわけじゃない。でも、一行でも人の心に残る言葉を書けたから、後世に作品が遺っているんだと思います。まあシェイクスピアの場合はダイヤモンド級のセリフがうじゃうじゃあるわけですが。彼は「万の心をもつ者」ともいわれますよね。

万の心をもて、とまでは言いませんが、歌詞を書くにはまずインプットが大切なんだろなと思う所存です。それは座学だけじゃなくても、自分の経験でもいいわけで。まあ経験が乏しい人は座学で補えるわけですし。

1年間くらいひたすら本読んで過ごしたいですワシも。まあ本はただ本でしかない、というか、それに依存しすぎるのもまたよくないとは思いますが。「百聞は一見に如かず」とも言いますし。

ときどきは外に出て日の光を浴びる本の虫になりたい。


サウイウモノニワタシハナリタイ


(なんか前もこうやって終わった日記があったな笑)

(1年経っても変わんねえ奴だぜまったく)


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