「米子のホルモン焼肉3選」私のお気に入り
米子でWEB制作会社を経営しているトワサンです。
50歳目前にして、ホルモンに対する愛はますます深まるばかり。
そんな私が、長年住み慣れた米子でふと疑問に思ったことがあります。
「米子って、焼肉屋、特にホルモンが美味しい店が多いんじゃないか?」
そこで米子のホルモン・焼肉について掘り下げてみます。
米子は焼肉屋が多い・・・何故?ホルモン好き経営者の考察
米子で焼肉屋が多い理由、皆さん考えたことありますか?
全国的に見ても焼肉屋が多い都市という印象はあまりないですよね。
一体なぜ、米子にはこれほど多くの焼肉屋がひしめき合っているのでしょうか?
1. 米子の食文化
米子は、新鮮な魚介類や地元産の野菜など、豊かな食文化が育まれてきた土地です。
その一方で、肉食文化も根強く、特にホルモンは地元民に愛される食材の一つ。
昔から安くてお酒もご飯もすすむホルモンを食べる習慣があり、それが焼肉屋の多さにつながっているのかもしれません。
米子ではホルモン、特に小腸は、開いてない筒形の「マルチョウ」が多いのも特徴です。
2. 米子の気候
米子は冬は寒く、夏は暑いという、いわゆる四季がはっきりした気候。
寒い冬には温かい鍋物や焼き肉が食べたくなるのは自然な流れですよね。
また、夏にはスタミナをつけたいということで、焼肉を食べる機会が増えるのかもしれません。
3. 米子の経済
米子は、鳥取県内第2の街で境港・松江・安来と隣接しているので昔から商業や工業が盛んな鉄道の街として発展してきた背景があります。
そのため、外食産業も活発で、喫茶店・居酒屋・・・焼肉屋もその一つ。
競争が激しいからこそ、各店が独自のメニューやサービスを提供し、レベルの高い昔ながらの老舗焼肉店が数多く存在するのでしょう。
4. 米子の人々の食へのこだわり
米子の人々は、食に対してこだわりが強い人が多いように感じます。
特に地元産の食材を使った料理や、昔ながらの味を守り続けているお店を好む傾向があるようです。
焼肉も例外ではなく、地元産のホルモンを使ったこだわりの焼肉を提供している店が人気を集めています。だからチェーン店は少ないです。
米子でおすすめのホルモンありきで選ぶ焼肉店
さて、ここからは私が特に気に入っている米子のホルモンありきで選ぶ焼肉店を3つご紹介したいと思います。
焼肉ヤマト(米子市大崎)
小腸(ここはマルチョウではない)が圧倒的に美味しい!
フワフワという食感の小腸を食べたことありますか?
この小腸は全国に出してもトップクラスだとずっと思っています。
夕方6時には99%の圧倒的地元民率で満席。
数日前の予約でしか殆ど入れません。
ハラミやカルビもレベルが高いですが、上ホルモン(小腸)をかなり多めにいつも注文します。
タレは自家製が1種。味噌と醤油のハイブリットでポテっと重めで甘めです。これがホルモンに合う!
ご飯と野菜たっぷりの味噌汁とキャベツ、そしてホルモン。
最高です!
空港近くなので県外からのアテンドで最終便に乗る前にお連れすることも多いです。
焼肉きくや 陽田店(米子市陽田町)
ロック好きな店主がまず印象的な焼肉店。
デートや家族連れでもいける排煙がしっかりした綺麗なお店です。
ホルモン系で一番のお気に入りはレバー。続いてハツ、ウルテ。新鮮です。
その他、希少部位やハラミを中心に塩でいくのが好きです。
ゴマの葉おにぎりやレモンサワーと共にがルーティーンです。
和牛などのラインナップも充実で、価格も庶民的!
2人〜2階の団体部屋まで色んなシーンに使えるのもいいです。
焼肉 牛松(米子市皆生)
2019年に移転リニューアルした30年以上続く老舗焼肉店。
移転する前はめっちゃ昭和のもくもく系焼肉店でしたが、新築移転してめちゃくちゃ綺麗に。
牛松はいわゆる「タレ系焼肉」の雄です。
内臓系も流石の下処理とスッキリ目のタレが美味い。
タレ系だからご飯と一緒にというのが一般的だと思いますが、私はお酒がめちゃくちゃすすみます。
近くにオーシャンという日帰り温泉があるので、牛松からのオーシャン、もしくはオーシャンからの牛松。
アラフィフにはたまらないコースです。
まとめ
米子の焼肉屋が多い理由について、いくつかの視点から考察してみました。食文化、気候、経済、そして人々の食へのこだわりなど、様々な要因が複雑に絡み合って、現在の米子の焼肉屋事情が形成されていると考えられます。
そして、地元の個人店が多く、少人数でショッポり大人が気軽に楽しめるというお店も多いので、結果、ついつい行ってしまうという感じもあると思います。
これからも、米子のホルモン・焼肉文化は根強く続いていくでしょう。
新しいお店も続々とオープンする一方で、老舗の味を守り続けるお店も存在し続けています。
皆さんも、ぜひ米子に来た際には、地元のホルモン、特にマルチョウを味わってみてください。きっと、忘れられない食体験になるはずです。