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米子出身?Official髭男dismの魅力

まもなく50代!トワサンです。
今日はちょっと自分の思い入れのあることを書きます。

鳥取県米子市と島根県松江市を拠点に活動を開始し、今や日本中だけでなく、海外でも人気を誇るバンド「Official髭男dism」。

彼らの音楽を一度でも耳にしたことがある人なら、その美しいメロディと力強い歌声に惹かれることは間違いないでしょう。
そして、彼らが山陰地方出身であるということが、多くのファンにとって共感と驚きを生んでいます。

彼らの出身地米子に注目しながら、その魅力について深掘りしてみたいと思います。


米子という街と彼らのルーツ

まず、米子という街について。
米子市は鳥取県西部に位置する地方都市であり、緑豊かで、ゆったりとした時間が流れる場所です。
海と山に囲まれた自然豊かな環境、昭和ノスタルジーも感じられる街並みは、音楽家たちにもインスピレーションを与えてきたことと思います。
そんな米子出身のOfficial髭男dismは、この穏やかな環境で育まれた感性を持ち、音楽活動をスタートさせました。

魅力的な楽曲と歌詞のメッセージ

「Official髭男dism」の楽曲は、洋邦問わず、ポップスやロック、R&Bなどの多様なジャンルを取り入れており、幅広い音楽ファンに支持されています。

特に彼らの代表曲「Pretender」は、日本だけでなくアジア各国でもヒットし、彼らの音楽の多様性と普遍性を証明しました。

この曲に限らず、彼らの楽曲には深いメッセージと言葉のリズム、響きとその組み合わせが何とも言えない抜群のセンスは山陰で活動していた頃から別格の凄さがありました。

例えば、「宿命」や「イエスタデイ」といった楽曲は、挫折や葛藤を乗り越える強さ、そして日常の中に潜む希望を描いています。

米子のような地方都市での生活は、都会とは異なる価値観や文化を持っており、そんな環境で培われた彼らの視点が、等身大で共感できるメッセージを生み出しているのでしょう。
米子東高校野球部が28年ぶりに夏の甲子園に出場した際の、甲子園でその年のテーマソングになった「宿命」をアルプススタンドで聞いた時は、なんとも言えない感慨深いものがありました。
因みに、ボーカルの藤原さんは米子東高校の卒業生です。

ヒゲダンの人間味

「Official髭男dism」のメンバーたちは、音楽だけでなく、その人柄も多くのファンに愛されています。
彼らは日本を代表するバンドになった今も、決して地元を忘れず、地元愛を大切にしています。
ライブやインタビューでは、彼らのフランクで飾らない姿勢が垣間見え、その素朴な人柄が音楽と同様に多くのファンを惹きつけているのです。

米子のスタジオアースソニックが彼らのアマチュア時代の練習場所だったのですが、毎週2回、深夜までみっちりと練習する情熱と本当に仲の良い雰囲気はよく覚えています。
当時の米子のインディーズバンドシーンは本当に寂しいもので、レギュラー活動しているバンドが殆ど居ない中、久しぶりに現れたポテンシャルの塊でした。
演奏のクオリティもピカイチでしたが、楽曲と言葉選びのセンス、歌詞の世界観とバンドから滲み出るユーモアと人の良さなど「ホント凄い子達がいるもんだ」と驚きました。

因みにこの頃、縁あって、スタジオアースソニックに仕事でも関わっていたので、ヒゲダンに出会った頃のことはいい思い出にもなっています。

特にボーカルの藤原さんは、透き通ったハイトーンボイスでありながら、どこか親しみやすさを感じさせる存在です。また、メンバー間の仲の良さも「Official髭男dism」の魅力の一つ。バンドの結束力が楽曲のクオリティにも反映されており、音楽シーンでも異彩を放っています。

米子から世界へ、髭男の挑戦

米子出身であることを公言し、地方から世界へと挑戦し続けるOfficial髭男dismは、地方に住む多くの若者にとって憧れの存在となっています。
彼らの成功は、どんなに小さな町からでも大きな夢を持ち続けることの大切さを教えてくれます。

また、彼らの音楽は日本独自の美意識や感性を持ちながらも、世界中のリスナーに共感を与えるユニバーサルな魅力を持っています。
彼らが今後も世界の舞台で活躍し続けることは間違いないし、これからも米子人として活躍を応援したいです。

まとめ

「Official髭男dism」の音楽は、米子という地方都市の静けさと、そこから生まれた豊かな感性を反映しています。彼らの魅力は、楽曲のメロディや歌詞のメッセージだけでなく、彼ら自身の人柄やルーツにもあります。米子という場所が彼らに与えた影響を考えると、今後の彼らの音楽にも一層期待が高まります。

彼らの音楽を聴くことで、地方の可能性やその美しさを再発見することができるかもしれません。
そして、米子という街が「Official髭男dism」を育んだという事実が、私たちに新たな視点を与えてくれます。

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