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米子の水道水は抜群に美味しい

ちょっと前になりますが「日本で一番水道水が美味しい街は?」的なニュースで「鳥取県」が1位に選ばれた。その中でも私の住む米子市は昔から水道水の美味しさは抜群なのです。
そんなわけで、ちょっと掘り下げてみました。

米子の水、その魅力はどこから?

米子の水の魅力は、何と言ってもそのまろやかさ。
硬度が低く、口にした瞬間に感じる優しい舌触りは、まるで母親の温かい手のように私を包み込む。ちょっと大袈裟ですがそう思います。
この感覚は、幼い頃から慣れ親しんだ米子の水だからこそ感じられるものだろう。

なぜ米子の水はこれほどまでに美味しいのか?

その秘密は、大山山麓の豊かな自然にある。
西日本最大級のブナ原生林が、太古の昔からこの地を守ってきた。
ブナの落葉が腐葉土となり、長年の時をかけて雨水や雪解け水をろ過。
その過程で、大自然の栄養分が溶け込み、まろやかで風味豊かな水を育むようです。

米子市水道局は、この貴重な地下水を、井戸からくみ上げてそのまま水道水として利用している。
浄水場を経由せず、自然の力を最大限に活かすことで、水の本来の味を損なうことなく、私たちのもとへ届けられる。

米子市水道局の取り組み

米子市水道局は、この貴重な水源を後世に残すために、様々な取り組みを行っている。

  • 水源の保護: 大山周辺の自然環境保全に力を入れている。

  • 水質検査: 定期的に水質検査を実施し、水質の安定化を図っている。

  • 広報活動: 市民に水道水の大切さを啓蒙し、節水への協力を呼びかけている。

これらの取り組みは、単に水を供給するというだけでなく、地域全体の環境保全にもつながっている。

日本で平均的な家庭が1年間に消費する飲料水にかかる金額

ところで、皆さんは1年間でどれくらいの水を飲んでいるだろうか?
環境省の調査によると、日本人で1人が1日に飲む水の量は約2リットル。
1年間で計算すると約730リットルになるようです。

平均的な4人家族で、ウォーターサーバー約60リットルの水を飲むようで、金額的には1万円ちょっとみたいです。

米子の水は、私たちの宝物

米子の水は、単なる飲み物ではない。それは、この土地の文化であり、歴史であり、そして私たちの大切な誇りだと思います。

私が子供の頃、夏になると、近所の川で泳ぎ、冷たい水を飲みながら友達と遊んだ。その時の水の味は、今でも鮮明に覚えている。
それは、ただの水ではなく、自由で無邪気だったあの頃の私を映し出す鏡のようなものでした。

大人になった今、再びその味に出会うたびに、私は初心を思い出す。
そして、この美しい水を未来へと繋いでいきたいという気持ちが、ますます強くなる。

まとめ

米子の水が美味しい理由は、自然の恵みと人々の努力が織りなす、奇跡のような出来事と言えるだろう。
当たり前に思ってずっと飲んでいる米子の水道水だけど、実は当たり前ではないんですね。
この水を飲むたびに、私はもっと感謝しなければ。

あなたも、もし機会があれば、ぜひ米子の水を味わってみてほしい。きっと、あなたも私のように、その甘美な味に心を奪われるだろう。

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