薄灰色の日常に色を重ねる方法が知りたいだけなんだ。

薄灰色。
心が疲れている時は、いつもの光景から色が失われる。そんな気がする。それでも雲の重なりが綺麗なので、とりあえず写真を一枚。

すごい人、になりたかった。
作品を作って、それが誰かの心に届くような。
色んな事に手を出してきたし、今もまた新しいことを始めたいと思っている。夢見る夢子ちゃんは、夢を現実にして、生きていくことを考える大人になった。

楽しい休日の帰り道、胸にぽっかり穴が空いたような感覚に襲われて泣きそうになる。いや、泣いてみたくなる。隣に立つ同居人はきっと声をかけてくれる。そして言うのだ、"大丈夫"だと。

我慢する人が美しいと思っていた。悩みを打ち明けず抱え込んで死ぬのがいいと思っていた。でも最近、やりたいことを仕事にしてみたくなった私は、そんな我慢、誰も得しないことに気づいてしまったのだ。

だから涙は流さなくても済むし、疲れたときは大きめの声で嘆く。大人になったとか言ってみたけど、その様子はただの小さい子だ。我慢せず、自分の感情や欲求を表に出す。

真っ白な画用紙に、色を付けるのは自分にしかできない。たとえ大人が手伝っても、自分の求める位置に筆はこない。だから、やるしかないのだ。

思い通りの色を出すには、やっぱり知識と技術が必要になる。大人になるって多分こういうこと。理解できることが増えているから、吸収できる。きっと牢屋のような実家にいた頃より、うまく色づけできるはず。

あ~~~~~でも今日は疲れたので寝るぞ!

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とわ
ここまで読んでくださってありがとうございます。毒親育ちの自分に嘆くばかりだった人生から、少しずつ前を向けるようになりました。このnoteは、誰かが前を向くきっかけになればいいな、と思っています。もしよければ、また覗きに来てください!