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音楽を楽しむための環境
ライブハウスの空気感
カラオケボックス、ゲームセンターそしてライブハウス…小さな空間で爆音がなっている場所、私は基本的に得意ではない。
大学時分、ライブの本数が多く行きやすい環境だったことも大きいが、今の私からは想像もできないほど当時はアクティブで3ヶ月に一度はライブに行っていた(観劇なども含みます)
ただ、冒頭で言った通り狭いライブハウスは不得意だったので、基本的に有名なバンドが大きな箱で行うライブに行くことが多かった。
で、唯一行った小さめのライブハウスが恵比寿にある「リキッドルーム」
チャットモンチーなどが所属していたソニー系のキューンレコードの何周年記念ライブで行った場所だ(何周年記念だったかな…?笑)恵比寿という土地柄もあってか、会場内はオシャレでライブハウスというよりも六本木のクラブのような内装。
不慣れな空気感。「環境酔い」していまい、ずいぶん緊張したことを覚えている。
ライブ自体は当然最高だったが、客に足を踏まれたりどつかれたりすることも多かったので、スタンディングのライブは私には向かないかもなぁ…なんて思ったことも覚えている。
ライブ会場としてはリキッドルームが素晴らしい会場であることは間違いない。武道館や東京ドーム、西武ドームと違い音が腹の底から響いてきて、体全体にドスンとくる感覚は小さなライブハウスでしか味わえない。
狭く密閉されていることから、後ろからも音が降り注いでくる感覚も味わえるのは小さめな箱ならではの醍醐味。体が音に包まれトリップする事ができる。
どちらからと言えば、私はじっくり曲を楽しみたいので会場の後方で腕でも組んで目を瞑ってその空間に浸っていたいタイプではありますが、スタンディングの会場だとなかなかそうもいかず、歯痒さもあった。
そのライブにはツイッター(現X)で知り合った女子と参戦。SNS上でメッセージのやり取りをしていただけで対面するのはそのライブ当日が初めて。映画「モテキ」が流行ってこともあって、当時はツイッターを介して女子と知り合う方は意外と多かった気がします。
その子とは後にお付き合いをすることになるわけですが、今にして思えば、こんなアクティブな生活を私が送っていたのか、と感慨深いものがある。