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アメリカ湾。

怖い人だと言われて会ってみたけど、じつは優しい人だったパターン😌(…じゃなさそう)

2ストライクまで追い込んだ。カウント的に余裕があれば、外しの意味で、高めのストレートが定石。首尾よく振ってくれれば儲け物。

「先制攻撃で高めの要求(25%、60%の関税をかけてやる)をかます👉相手をビビらせて、交渉を優位に進める。単なる脅しだからビビる必要はない。冷静に対応すべきだ」…と、多くの有識者がトランプさんを評していました。

現実はどうでしょう。

今の所、想像通り(想像以上に?)我が物顔で振る舞っているようにしか見えません。初っ端から隣国カナダやメキシコには25%の関税を課すと脅しをかけ(実行する可能性が高そうですよね)、不法移民の強制送還に応じないコロンビアにも25%の関税を課してやるとビビらせ、応じさせる(もっとも、バイデンさんも移民をコロンビアに送り返していましたが、やり方はもう少し”クレバー”だった)

有識者はこんなこともよく言っていました。「中国がアメリカの主敵。かなり厳しい関税交渉や貿易交渉が行われるはずだ」

ところが、トランプさんは中国のリーダーを称賛。目下、主敵と捉えているようには到底思えません(とはいえ、これもトランプさん風のトラップかもしれませんが)

置いてけぼりは止めて…。


さて。我が国、日本はどうでしょう。

石破さんとトランプさんの首脳会談よりも先に中国のリーダーとの首脳会談が行われるのでは…😨と実しやかに囁かれているのが現状です。同様のことは韓国でも。北朝鮮のリーダーとトランプさんが直接交渉するのを韓国は非常に恐れています(核兵器の問題がある)

日本以上にトランプさんの振る舞いを恐れているのはお隣、台湾かもしれません。

民主主義や自由、平等などの西側的な価値観に全く興味がないトランプさん。頭にあるのは自国第一主義(自分と自分の取り巻き第一主義と呼んでも良いかもしれません)に基づいた徹底した保護主義。

台湾を防衛することにまるで関心がないトランプさん。彼は台湾を対中国貿易のカードに利用するだけと思っている節があります。「貿易上の中国の大きな譲歩を引き出すために台湾に中国が軍事侵攻しても援助しない」なんてディールが成立してしまう可能性も無くはない。

「トランプさんは戦争が嫌いで、ノーベル平和賞が欲しい」と宣う有識者がいました。

ここまでのトランプさんの言動から察するに👉彼にとって大事なのはアメリカの安全保障のみ、アメリカ以外の国がどうなろうと知ったこっちゃない。アメリカ以外の国同士の戦争には”巻き込まれたくない”といったマインドセットにしかみえない。

「日本は防衛費をさらに積み増す必要がある」(アメリカ側は対GDP比3%の軍事費を要求しているそうですね)とアメリカ政府の伝言板的な役割を一生懸命こなす有識者はしたり顔です。

「年内に実質賃金はプラスに転ずるだろう」と植田総裁は淡々と語りますが、ディマンドプル型のインフレか否かを判断するための重要な指標の一つであるサービス価格は一向に上向きません(未だに食料品価格やエネルギー価格などに引っ張られる形でのコストプッシュ型のインフレから日本は脱却できていない)👉この状況下でのさらなる増税はいかにも酷な話しです。

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