メルマガ『東医宝鑑(東醫寶鑑)とういほうかん─古典から東洋医学を学ぶ─』第407号「衛氣行度」(内景篇・氣)3
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◇ 東医宝鑑(東醫寶鑑)とういほうかん─古典から東洋医学を学ぶ─ ◆
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第407号
○ 「衛氣行度」(内景篇・氣)
◆ 原文
◆ 断句
◆ 読み下し
◆ 現代語訳
◆ 解説
◆ 編集後記
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こんにちは。気の章「衛氣行度」の続きです。
◆原文◆(原本の文字組みのままを再現・ただし原本は縦組み
・ページ数は底本の影印本のページ数)
(「衛氣行度」p87 下段・内景篇・氣)
其散者別於目
鋭眥下手太陰下至手小指之間外側其散者別
於目鋭眥下足少陽注小指次指之間以上循手
少陽之分側下至小指之間
▼断句▼(原文に句読点を挿入、改行は任意)
其散者、別於目鋭眥、下手太陰、下至手小指之間外側。
其散者、別於目鋭眥、下足少陽、注小指次指之間、
以上循手少陽之分側、下至小指之間。
●語法・語釈●(主要な、または難解な語句の用法・意味)
▲訓読▲(読み下し)
其(そ)の散(さん)ずる者(もの)は、目(め)の
鋭眥(えいし)に別(わか)れ、手(て)の太陰(たいいん)に
下(くだ)り、下(くだっ)て手(て)の小指(こゆび)の
間(かん)の外側(がいそく)に至(いた)る。
其(そ)の散(さん)ずる者(もの)は、目(め)の鋭眥(えいし)
に別(わか)れ、足(あし)の少陽(しょうよう)に下(くだ)り、
小指(しょうし)次指(じし)の間(かん)に注(そそ)ぎ、
以(もっ)て上(うえ)に手(て)の少陽(しょうよう)の
分側(ぶんそく)に循(めぐ)り、下(くだっ)て小指(しょうし)の
間(かん)に至(いた)る。
■現代語訳■
その散じる支は、目の外眥に分かれ、手の太陰経に下り、
下って手の小指の外側に至る。また他に散じる支は、
目の外眥に分かれ、足の少陽経に下り、小指と次指の間に注ぎ、
上に手の少陽経の分側に循って、下って小指の間に至る。
★ 解説 ★
「衛氣行度」、さらんじ続きです。前号部分に加えて、散じる分岐の支を解説しています。
現時点でこの段落の半分ほどを読み終わったところで、まだあと半分が残っていて、さらに短めの段落が二つあって、この項目を読み終わることになります。
◆ 編集後記
「衛氣行度」の続きです。上にも書いたように、現時点でこの段落の半分ほどを読んだことになり、さらに短い段落がふたつ残されています。
残りの半分をあと2号で読むとして、項目の読み終わりまでにあと4号必要になります。
(2021.3.7.第407号)
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