日記:汗と人の河19/8/6
寝て過ごそうと思ったのに,皮膚科にでも行こうかと外に出て,医者が居なかった.勿体無いので買い物のために市街に出たら七夕で人の河が出来ていた.汗みどろになって買い物をして,喫茶店に逃げ込み日記を書いた.
いつものように4時ごろ起きた.薬を飲むためにトマトを朝ごはんとしてかじった.二度寝して起きたら何をするか考えようと睡魔に体を開け渡した.2度目の起床は8時半で今から急がなくても研究室にまともな時間に出られる時間だった.ただ打率0.6には無理していかなくても良いし,今日は唯々寝ようとまた体を開け渡した.
昼起きてパスタを茹でてレトルトのナポリタンで味付けをして,朝の残りのトマトと食べた.トマト^2.ボ〜っとしているにも飽きたので今まで先送りにしていたことをやっておこうと思った.
google 検索で近くの皮膚科を探して上に出てきたものに電話をかけた.初診であること,皮膚科があるか,今日は診察をやっているかを聞いて全てok だった.2,3時は日中で一番暑いと知っているのに家から出る決意をして原付で外に出た.
汗が吹き出して暑い暑いと言いながら診療所に着いて保険証をだす."初診です.""内科でよろしかったですか?""いえ,皮膚科が良いのですが""今日は皮膚科の担当が居りません".......ん?
電話で応対してくれたスタッフは聞かれたことに過不足なく答えた.初診でも今日は受け付けていること,皮膚科はあること,今日は(科を問わなければ)診察をやっていること.ただし陽に聞かれていない,今日皮膚科の初診の受付はやっているかには答えなかった.google 検索に出てきたポータルサイトの診療日は皮膚科に限らないものだった.診療所のhpに行って確認しなかったのはこちらの落ち度だし,聞かれたことに答えているので文句はない.これぞ読者が騙される叙述トリック.汗に濡れた体から乾いた笑いが出た.
そのまま汗だくのまま帰ってもどうしようもないと思って,街中に買い物に出ておくことにした.やめておけばよかったのに.台拭きとパンツと本でも買おうと思って駅前に行く.いつもの駐輪場に止めて外に出るとおかしい.歩行者が多すぎる.
仙台は(以前の日記でも言ったが)旧暦で七夕をする.ちょうどこの時期だ.昨日の花火はそのための花火なのだった.アホほど人がいて,人河は淀んでいる.関節という関節に汗が溜まって痒いこと.汗か涙かわからないものを垂らしながら要るものを全部買って喫茶店に逃げ込む.
隣では母娘が浴衣で父をまち,反対では高校生らしき女性二人が自身の中学時代の恋愛事情に後悔を感じているようだった.これを書いている25分のうちに母娘は待ち合わせに,二人は今の恋愛事情に移った.
僕の汗は止まって,買ったアイスコーヒーは汗をかいている.
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