妄想非化学研究書 音楽と映画を読む 誇張された非科学的現実妄想生活25
■小細工なしにアメリカンは語れない、のか?
前回の社内ライブは盛り上がり不定期ながら継続しようと。
年に複数回出来る物でも無い為、年一回位で継続しようと。
社内でもバイトさんとか入れ替わり激しい事もあったりで、
新たなバンドが加わったりしたり数年は継続して催してて。
私も二回目以降は名を変え品を変えその場限りのバンドで。
スペルマッシングは私の友人以外、皆さん大人な事もあり、
継続出来る物ではなかったし私はその場限りバンドで参戦。
バイトも社員も含め新たな方々が入社し皆一様に音楽好き。
まだまだ私も聴いていないカテゴリの音楽とかも知れたり、
特にアメリカンなカテゴリちゃんと聴きなさーいと言われ。
私の上司、あつ兄さんもアメリカン好きなので少しずつは
聴いていたのですが、まだまだ未開の地はあるらしく大変。
元々は、あつ兄に教えてもらっていたチープ・トリックを、
新しく入社した方も好きだったらしく結構盛り上がってて。
ハードロックやグラムロックも好きで色々と教えてくれて、
社内ライブで一緒にやりましょうかって流れになったりで。
二回目のライブはあまり話した事ない営業の新人さんとか、
デヴィッド・ボウイ好きだからって点だけで入ってもらい。
好きなアーティストが同じ!って事だけでバンド組むって、
中々な面白さがあって結構盛り上がったかなぁとも思って。
二回目のライブも中々全員で練習出来ない状況は変わらず、
なので簡単アレンジで特異な事はせずアメリカンな選曲で。
ZZトップやクリーデンス・クリアウォーター・リバイバル、
そこにチープ・トリックも取り入れてチョイとアメリカン。
後は私の好きなボウイ様をちょいと絡めてないつもの感じ。
何だか食わず嫌いだったのかなぁ?と思う位に自然な感じ。
チープ・トリックが好きって事で広がっていった音楽の幅。
新しい仲間が増えてって、そこから聴ける枝が増えていく。
職場に人が増えていくと、それはそれで新しい悩みが増え、
また頭の中がグルグルしてたけど、悩まない日は無いので。
仕事や人付き合いな悩みは頭の隅に置いといてたまに確認。
同じ趣味持つ仲間が増えた事を楽しみつつ音楽を嗜みつつ。
たまに映画見て、たまにグルグルして、never surrenderで。
■Surrender/Cheap Trick
1977年デビューだけど結成は1974年頃からなので丁度50年。
昔からずっとライブばかりしてる、日本から売れたバンド。
アメリカのバンドなんだが皆さんビートルズ大好きらしく。
最初の頃はアメリカであまり売れず日本だけ何でか売れて。
ヴォーカルのロビンさんとベースのトムさんが容姿良くて、
王子様的な感じで女性に人気あり日本では武道館でライブ。
そのライブを日本のファンの為だけにレコードで販売して。
そしらアメリカに輸入されて本国でそのライブ盤が売れた。
ビートルズだったり英国な感じを匂わせる所が非常に良く、
ゴリゴリなロックだけに留まらないメロディアスな一面も。
チープ・トリックのおかげで個人的にはアメリカン好きに。
ビートルズの曲もチープ・トリックのカバー好きだったり。
プレスリーの曲もチープ・トリックのカバー好きだったり。
メロディーもしっかり聴かせロックにガンガン攻める感じ、
これがパワーポップのなせる業なのかなぁ~と思いふけり。
■ I Can't Take It 我慢出来ずにいられない
ほんの数回しかチープ・トリックの来日公演行けてないが、
何でしょう毎回行く度に泣いてたんですよねぇライブ中に。
何でしょうヴォーカル、ロビン・ザンダーさんの歌声がね、
何かの拍子に「キューン」となって突然涙がでてしまうの。
周りの視線はステージだからと気にもせずボロボロ泣いて。
涙腺崩壊したら数曲は止まらないし我慢できないのでして。
トムさんの12弦ベースはギターの伴奏部分をカバー出来る、
だからリックさんがギターでメロ弾いててもガツンと来る。
ドラムのバンちゃん強弱付けたシンプルなアタックが鳴り、
全ての要素が相まってロビンの甘い歌が響いてしまうのよ。
80年代ベースのトムさん抜けちゃって戻って来るまで数年、
MTV時代の恩恵をあまり受けられないままだったこのバンド。
それでも地道にここまで続けてこれてるチープ・トリック。
まだまだ泣かせてもらう、まだまだ聴きますパワーポップ。
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