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妄想非化学研究書 音楽と映画を読む 誇張された非科学的現実妄想生活43

■流血フルーツバスケット in a way of ロッキー

ある意味、小学生から中学生にかけてヒーローだったのがとんねるずで。
以前にも書き記しましたが、男子のアイドルおニャン子クラブを筆頭に。
夕方の時間帯は大方の男子が夕やけニャンニャンで好みのアイドル見て。
そんな中でも、とんねるずのトンパチぶりは全男子の中でもカッコよく。

そんな夕やけニャンニャンのコーナーでロッキーという腕相撲コーナー。
大体が腕相撲やって勝敗が決まった瞬間ロッキーと叫び観覧客が暴れる。
誰かしらに覆い被さるし誰かしらに飛び蹴りくらわすで大体が大騒ぎに。
一時クラスの中でも腕相撲が流行ってロッキー!なんて叫んで暴れたり。

おニャン子からのとんねるず男子が多く私の様なとんねるずからは少数。
元々早い段階からオールナイトフジを親に隠れて見ていた私からすると、
夕やけニャンニャンもおニャン子よりとんねるず見たさに見てたくらい。

エロいとか何だと揶揄われるのが嫌でクラス男子には言わなかったけど、
中学生になって実は俺も見てたんだぁと白状する男子が結構おりまして。
ある意味ソフト?なエロと暴力にまみれた(失礼)番組が男子は大好物。
プロレスやキン肉マンや正義の味方が間違った方向に進む要因でもあり。

そんな子供な私の兄さん的ヒーローが夕ニャンでロッキーと騒ぎ立てて、
血沸き肉躍らない訳がなくクラスの男子連中もそんな感じでよく騒いで。

そんな血気盛んないつぞや学期末にレクリエーション時間がありまして。
進みが早い教科が学期末前に終わっちゃうとたまに遊びの時間があって。
男女が一緒に出来る遊びとしてフルーツバスケットする事となりまして。
これまたフルーツの名前なんて言う訳が無い血気男子が大暴れする事に。

ここぞとばかりにロッキー!と言い出し男女が入り乱れ椅子を取り合い。
男子は判るけどなんで女子も騒ぎ出してるんだよ!と思いつつ大騒ぎで。
先生も気が抜けてるのか怪我するなよ位なモンでロッキー大会な様相に。
ガキンチョ最大パワーで騒ぐと待ってるは大体察しが付く物なんでして。

何回目かのロッキーで私の目の前が人だらけになりかわした瞬間ドンッ。
誰かと頭突きあったなぁと痛む頭を押さえてたら血が出てるーと女子が。
私のこめかみから温かな鮮血が床に垂れててクラス中に響く女子の悲鳴。
出っ歯な友人が口開けて突進し前歯と私のこめかみがバッティングした。

先生がハンカチで傷口を抑えシュプレヒコールのなか保健室へ抱えられ。
幸い傷口は小さく呼ばれて登場した母親とそのまま近隣の町医者へ直行。
数針縫って大事に至らず帰宅すると直後に私とバッティングした友人が。
母親と一緒にウチの子がぶつかってしまってと自宅へ謝罪に来てくれて。

私が母親に連れられ病院行った頃、誰がぶつかったか犯人捜しな様相で。
皆ではしゃぎ過ぎた中で起こった事なのに友人にそれ聞きいたたまれず。
俺は大丈夫だからと友人に伝え、私の母親も友人に大丈夫よ~と伝えて。
友人帰宅後オマエがボーッとしてたんだろ!怪我しやがって的に怒られ。

この頃の親って何で怪我した自分の子供を怒るんかなと思いふけったり。
友人怪我させても怒られる私が怪我しても怒られる昭和あるある幼少期。
しょうがないよね、あの頃は何だかんだ楽しくなると皆はしゃぎ過ぎる。
先生が一人で収められる事が出来ない位にロッキーな状況が毎日でした。

■とんねるずな一週間とオートリバースウォークマン

小学生の高学年から中学生に至るまで毎日なにかしらとんねるずだった。
大好きだったのは日曜に15分だけやってたコラーッ!とんねるずが良き。
後はラジオで火曜深夜オールナイトニッポンは必ず聴いていた様な気が。
子供ながらに夜はあまり寝れない方だったので寝床にラジカセ置いてて。

中学の頃にはラジオ付きオートリバース&録音可能ウォークマン買って。
アイワが便利な機器を発売してくれたおかげで録音しながらラジオ聴き。
ラジオを聴きながらたまに寝落ちする事もあり翌日改めて聴きたいしで、
とても便利な機器を買って貰えたあの当時は非常に重宝しておりました。

A面からB面へ自動で切り替わってくれて自分用ベスト作るのも楽しく。
無音部分をなるべく残さない様にキッチリ時間を計算しベスト作ってた。
等倍でのダビングだから昼間から作り始めて気付けば夜中になってたり。
友人から遊びの誘い来ても理由付け断ってベストなテープ作る陰気さよ。

■キャニオン初期三部作やらシングルやら

ビクター時代から聴いてたとんねるずですがシングルやアルバムが乱立。
キャニオン移ってからもそうなんだけど先行シングルがアルバム未収録。
シングルも買ってアルバムも買わないと拾いきれないとんねるずの音楽。

よく聴いてたアルバム その他にもベスト盤とかもあったかな

ベスト一つ取ってもシングルじゃなくヴァージョン違いが入ってたりで、
ビクター時代の音源は何かと纏まりづらい印象だった様な気がしており。
キャニオンに移ってからもシングルがアルバムに未収録な物も多かった、
でもシングルとアルバムを購入すればヴァージョン違いは無いので安心。

個人的にはキャニオンで出たアルバム初期三作が非常に好きで繰り返し。
秋元康&後藤次利の黄金コンビがここからとんねるずに参加してまして、
他に久保田利伸、玉置浩二、藤井尚之、高見沢俊彦、チャゲアスと豪華。
元々は何かしらの楽曲を全面的にパロディ化してネタとしても楽しめて。
キャニオン初期はパロディもそこそこに結構真面目にカッコいい楽曲も。

特に好きなのはキャニオン二作目に出た河口湖というアルバムよく聴き。
いつものパロディな曲から始まってドンドン真面目な楽曲に変わってく。
ジャケットが表すかの如く青く暗めな印象の曲調もありしっかりパロる。
いつもと違う感じが結構カッコよく何度も繰り返して聴いておりました。

このアルバムで一番好きなノリさんソロ曲、藤井尚之さんカッコいい曲。
チェッカーズパロのチェックのシャツでボンヨヨヨーンがここで花開き。

その後の兄フミヤさんソロ曲、TRUE LOVEに通じる感じとは言い過ぎか。
でもこれ結構な名曲だと思うんですナオユキのサックスが泣いてて良き。

■キャニオン初期での高見沢楽曲がこれまた最高カッコ良き

そんな河口湖にアルフィーのヴァージョンより先にタカさんのソロ曲が。
アルフィーヴァージョンよりポップな感じですがちゃんとアルフィーで。

アルバムとは別にシングルでも提供してるタカミーのセンス非常に良き。
ロック調にならずポップだけどギターも鳴っててコーラスもしっかり有。
高見沢さんの好きな所は、こういった幅をジャストに聴かせてくれる所。
歌謡曲?ポップス?日本的なメロディーをパロにせず綺麗に聴かせてて。

挙句の果てキャニオン三作目のオープニングと最終曲に提供している曲。
とんねるずって事を忘れさせる程めっちゃめちゃアルフィーしている曲。
アルバムの真ん中にも良き曲はあるんですけど、この二曲が凄く好きで。
丁度、私がアルフィー大好きだった時期も重なってたので併せて聴いて。

キョンキョン提供の三曲や明石家さんま信号機三部作とかタカミー最強。

■最後に意味不明だった寝た子も起きるそろばんずく

テレビ見てラジオ聴いてカセットや書籍も買って聴いて読んで繰り返し。
メディアミックスにしてやられた幼少期でも全く意味不明だった映画が。
森田芳光監督の「そろばんずく」がそれでして流石に当時は意味不明で。
レンタル屋で借りてダビングし繰り返してたけど当時の頭では意味不明。

嫌いじゃないけど時間ですよとかドラマの方が好きかな

多分、今見直しても意味不明なんだろうなぁと寝た子は起こさない様に。
あまり邦画を見なかった事もあってか中々もって理解し難かった脳中で。

血気盛んな良き思い出を再生しつつ良き楽曲聴きながら眠りにつきますわ。


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