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妄想非化学研究書 音楽と映画を読む 誇張された非科学的現実妄想生活36

■バブルなスティング? 聴いてるだけでカッコいい??

第21回目のポリス回でも少し触れましたがここではソロなスティングを。
何でも「STING 3.0」との事で、改めて三人組のバンド形式で活動すると。

ギターは当たり前の様にドミニク・ミラーさんでござい

1990年から始まる社会人な生活の中で最初から良くしてくれた「あつ兄」。
あつ兄は私に色んなアーティストを知らしめてくれ社販して聴きまくって。
前述のブライアン・アダムスやチープ・トリック、英米問わずミーハーで。
本当はブルース・スプリングスティーンやチャーさんが大好きなんだけど、
UKな私にアメリカンは難しいだろうと、ちょいと聴き易い感じな物からと。

丁度1991年始めにソロ三枚目であるソウル・ケージが発売された事もあり、
ポリスの前に聴いてみたら?と勧められたのが切っ掛けだった様な思い出。
スティング→ポリス→アンディ・サマーズな順で?聴いていった様な気が。

UKな私と言っても実際の所は毎日BOØWYとかCOMPLEXだったりな感じで、
エイトなビートが頭の中を駆け巡ってた私としてはチョイと大人な音楽で。
でも氷室と東京ドームでジョイントやったから聴けるんじゃないのぉとか、
氷室さんとジョイントしたからってエイトでビートではないでっしゃろと。

あのジョイントライブは、あつ兄も行ってたらしく氷室さんが終わったら、
みんな帰っていきやがってぇ~とブツブツ言ってましたが本当でしょうか。
まぁそんな話を聞かされながら取り合えず社販でスティング買って聴いて。

レゲエ調な曲やらジャズっぽい感じがまだまだ子供な私には早かったけど、
管楽器との掛け合いだったりあまり目立とうとしない?ベースが心地よく。
後から知る事になるスティングの超絶カッコいいベースが結構好きでして。

普通に歌いながら両手が動いててしかも足でも音色切り替えてたりしてて。
涼しい顔でベース弾きながら上手へ下手へ動いて歌いまくる何とも凄くて。
余り目立たないのですが、この方もジャストなリズム感でベース弾く方で。

でも何だかベーシストとしては、そんなに誌面等で書き立てられる事無く。
やっぱりソングライティングの方が目立って書かれる事が多いのかなぁと。
曲自体も何かのカテゴリに偏る事無く創作されてて時にはポップな感じに。
敷居の高かったジャズなんかもロックの風味を利かせて聴き易くしたりと。
子供な私が大人な音楽を聴けるようになったのもスティングのおかげかと。

ジャズやレゲエだったりを経てそのエッセンスをロック寄りにした四枚目、
テン・サマナーズ・テイルズが出る頃には私も耳が勉強させられてるので、
スティングにしてやられたと勝手に思ってて毎日聴いていた思い出があり。

あつ兄のおかげでスティングが好きになりちょいと嬉しい体験もしまして。
レコード会社の営業担当さんが、あつ兄にスティングのライブ招待すると。
なんとそこに私も一緒にと担当さんに伝えてくれまして流石あつ兄あざす。
当日は担当の方が二名とあつ兄と私、四名で武道館スティングを満喫して、
ライブ終演後に九段下からタクって六本木へ直行し食事しようと叙々苑へ。

ギロッポンまでシータクかましてニークーデーモータベニーイーコーカー。
これぞまさにバブルでは?私の叙々苑デビューがまだ十代だったキセキで。
スティング観れて叙々苑まで、翌日あつ兄にあざす連呼でくるしゅうない。

テレビドラマとかかな男女のベットシーンでスティングかかってたりとか、
カーステから聴こえてくるスティングの曲とか何でかバブルの象徴な様で。
取り合えずスティング聴いてりゃカッコつくべ的な時期もったような感じ。

だってホラ、あのとんねるずだって1988年にノリさんが歌ってたもん。
聞いてた当時はノリさんが英語の曲歌ってる!と思ってたけど違って。
ただただ、スティーング、スティーングと曲名含め歌ってたんだもの。

■Fragile/Sting

こちらの曲は、大体アンコール最後に演奏する事が多かった曲なのですが、
このライブ当日は一曲目に演奏したんですよね、そう9.11当日のライブで。

イタリアで小規模のライブを実施する直前にアメリカで同時多発テロ発生。
一曲目にこのフラジャイルを歌い集まった方々と話してライブ続行となり。
元々は普通にライブをする前提で編曲もしているんですけど何だか切なく。
でもその切なさだったり当時の雰囲気だったりがアルバムに詰め込まれて。

何となくずっと聴いていたライブアルバムだったなぁと。

スティングの場合はライブアルバムが少なくて映像の方がそこそこあって。
サマーズがゲストで出た40歳のバースデーライブはLDで持ってて観てたな。
スタジオ作品も勿論ですがライブもめちゃめちゃカッコ良くて聴いてます。

オマー・ハキム、マヌ・カチェ、ヴィニー・カリウタと名うてのドラマー。
スティングのおかげで知れたのは良かったかな、気持ちいドラム大好きで。
パンパン、ポンポンではなく、カンカン、カッカッな感じのドラム好きで。
スティングやピーター・ガブリエルはこのドラムが聴けるから気持ちよく。

ライブアルバム以外で変わった?コンピレーションアルバムもありまして。
The Living SeaというIMAX映画のサントラも、寝る前によく聴いてまして。
インストにアレンジした曲もあったり、簡単なコンピなんですが大好きで。

■やっぱりロックなスティングが大好きなのです

前回ベン・スティラーの映画ズーランダー2にカメオ出演したスティング。
昔から映画には多少出てましたし、私の大好きな砂の惑星でもカッコよく。

グロテスクは見たはずなんですけど全く覚えて無い

ピーター・ガブリエルと一緒にやったりその前はロックから離れてたりで。
何だかんだで色々と活動は継続しているスティングですがなんといっても、
私はロックしているスティングが大好きでしてこれからもロックでいてね。


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