妄想非化学研究書 音楽と映画を読む 誇張された非科学的現実妄想生活３２
■哀・戦士 翻弄され続ける大人達
私は昭和な男なので当たり前の様に幼少期からロボアニメ。
男児はこんなアニメ見させておけば良いだろう的な感じで。
私から見始めたという記憶は無く勝手にテレビで映されて。
週のどこかで必ず何かしらのロボアニメはやっていた感じ。
またウルトラマンや仮面ライダーの再放送もやってた感じ。
テレビで放送しているから普通に何も考えず見ていた感じ。
そんな私を初めて夢中にさせたアニメがガンダムな訳です。
全43話の初回放送が終わっても繰り返し再放送されたはず。
ガンダムのプラモデル争奪戦もこの約40年前から行われて。
どこかのデパートでエスカレーター将棋倒しで怪我したり。
売れ残りのプラモデルと抱き合わせじゃなきゃ買えないと。
良くも悪くも子供男子の周りはガンダムばかりであったと。
私は運良く？近所にある文房具屋さんがガンプラ販売所で。
それまでは客寄せとして簡単なプラモ置いてるだけだった。
でもガンプラが出始めてからただのガンプラ販売所となり、
毎週必ず入荷するガンプラを近所の男子が買いに来ていて。
毎週十数人程度が文房具屋に集まり男子全員に行き渡る程、
何故かその文房具屋にはガンプラが新商品も含め入荷する。
だからガンプラ争奪戦が行われていた東京のデパート等は、
意味がよく判らんなぁと思わずにいられなかったのである。
阿佐ヶ谷や高円寺、新宿に出なくても必ず買えたガンプラ。
地域的に恵まれてる場所では無かったが入荷する文房具屋。
近所にあったあの文房具屋に品薄の商品がガシガシと入荷。
十数人の男子が揉める事無く購入出来る平和な環境でして。
文房具屋のおばちゃんと問屋のおじちゃんの間に何かあったに違いない。
幼心にも勝手な妄想を膨らませつつガンプラが買える喜びを胸に秘める。
後にガンプラ以外も買ってってよぉ～と悲痛なおばちゃん。
そうです本職は文房具屋なのにガンプラ専門店になってて。
ガンプラブームが過ぎたらどうなるのか？と心配な感じで。
そんな意味を履き違えて私はお城のプラモとか買ってって。
勉強しなかった私にはその当時、文房具の良さを判らずで。
売れないプラモと抱き合わせ販売が横行していたこの時期、
私は自ら売れ残りプラモを購入し積みプラ化していた部屋。
ごめんねおばちゃん、文房具用品を全然買わなくて、、、。
テレビの放送が止んでも漫画本や雑誌等でガンダムがあり、
ビデオが無かった当時でも内容を覚えていられたガンダム。
そんな良き思い出も、淡い物になってた90年代後半に来た。
そう全43話がLDのボックスで発売する事が決定したのです。
それまで映画版の三作品のみビデオで出てたりしてたので、
レンタル屋で借りてダビングして見てたりしてたのですが。
テレビ版はそれまでビデオにすらなってなく見る事出来ず。
大人になった私達もあの頃の良き思い出位にしか思わずで。
しかしながらLDとはいえ全話また見返せるとなれば話は別。
ウキウキしながら同僚と共に会社で注文して購入していた。
LDで6枚組が2巻、計12枚組、、、漬物石並みに重かったな。
LDの良い所は映像が綺麗でDVD等と同じく巻き戻しが不要。
悪い所は1枚がLPサイズで大きく片面60分しか入らない事。
もっと高画質なLDは片面30分で2時間映画は二枚組になる。
一時、レコードやLDを結構な枚数所持してたので床抜けるかと思ったな。
同僚と私のみ社販してたけど大人な先輩達も結構知ってて。
何だかんだで私より上の世代もガンダム知ってんだなぁと。
LDからビデオへダビングしつつ先輩達に貸して周ったよな。
子供の頃に見たガンダムを少し大人になってから見返して、
受け止め方が違って見えたり物語の本質が理解出来たりで。
ここまで安易に見れなかった事で大人な認識で見れたりで。
ウルトラマンや仮面ライダーも同様に大人になって見ると、
子供の頃に見てた認識と全然別の角度で刺さって来るのね。
ガンダムに関してはリアルタイムだったし特に刺さります。
たかがアニメされどガンダム、もうプラモは作らないけど、
まだまだ世の中を翻弄している様でこれからも宜しくです。
■水の星へ愛をこめて/森口博子
最初のガンダム祭りから数年後、続きとなる「Zガンダム」。
全50話からなる物語の後半から流れた森口さんの主題歌よ。
鮎川麻弥さんが歌う物語前半の曲もカッコよく好きですが、
やっぱり私は森口さんの歌うこの曲が凄く好きな訳でして。
と、いいますか物語自体は今でも最初のガンダムが好きで、
その後のガンダムはプラモ作る位で物語ほぼ覚えて無くて。
ガンダム→Ｚガンダム→ＺＺガンダム→逆襲のシャアまで。
この辺りまでいつでも繰り返し見れるけどやっぱり見ない。
最初のガンダムを年一位で見返す程度になっておりまして。
なのでＺガンダムは曲を繰り返し聴く位になっちゃってて。
まぁでもＺガンダムはOPもEDも耳に残るカッコいい曲です。
その後にもう一曲、森口さんがガンダムの主題歌やってて。
これまた非常に良くて繰り返し聴いていた素敵な曲でして。
森口さんデビューから本当に歌が上手いのに何故売れずと、
子供心にそんな事を思いつつ良く調べてみたら同期が凄く。
本田美奈子さん中山美穂さん斉藤由貴さん芳本美代子さん、
南野陽子さん浅香唯さん大西結花さん森川美穂さん等々と。
それでも個人的には歌の上手い森口さんって印象でしたわ。
夢がMORI MORI森川美穂さんのメチャメチャカッコ良き曲も。
■メビウスの宇宙を越えて私のガンダムが一旦終わる
1979年に最初のガンダムが始まり1988年に公開した映画で、
私の中のガンダムはTMの曲と共に一旦完結しておりまして。
主人公のアムロと敵対するシャアの物語に一旦終止符を打ち、
そしてTM NETWORKの主題歌で綺麗に終わりを告げてくれて。
と、まぁ綺麗な感じにまとめたけど音楽が生活の中心になって、
アニメやらドラマやらテレビ物を見聞きしなくなってたかなと。
10年近くガンダムに翻弄されその後のLD発売される1998年まで。
その10年ガンダムから遠ざかってLD購入で引き戻されたりして。
そんなこんなを繰り返し、まだまだガンダムに翻弄されてますが、、、。
最後にTM NETWORKと言えばやっぱりコレかな曲で今回はお別れ。
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