妄想非化学研究書 音楽と映画を読む 誇張された非科学的現実妄想生活19
■子供の頃に恋した早瀬大尉 経理課に君がいるだけで
十代の頃の会社は小さな職場で1階と2階にトイレが1個ずつ。
汚いとても汚かったので私が近所の金物屋で掃除道具を購入。
5,000円位しただろうか洗剤やら含め掃除道具一式自腹購入。
私が掃除当番となり綺麗に掃除して土足厳禁にしてやったり。
異論反論オブジェクションありつつも私が自腹で掃除当番で。
誰もやらないトイレ掃除責任者になったので文句は言わせぬ。
その後に領収書は?経費で落とすし頂戴と経理部長に言われ。
え?領収書ってなんすか?経費?私よく判らんのでいいです、
その代わり土足厳禁なのでヨロシクシェケナベイベーでして。
そういえば気付かなかった経理の存在、部長が兼任してると。
この会社は親会社が別にあって、経理的な事はそこで賄うと。
たまにOLスーツな女性が来てるな位に思ってたその人が経理、
たまに事務所へ手伝いに来てて人見知りな私は知らぬ存ぜぬ。
ただ私は当時、社販王と呼ばれててドジっ娘経由で紹介され。
ドジっ娘さんと仲が良かったその人は社販王を一目見たいと。
「あぁ君かぁ毎月凄い額が給料から差し引かれてる人は」と。
あぁいつも面倒掛けます~と言いつつお顔を拝見し胸鳴った。
つくつーん!小田和正ラブ・ストーリーは突然にのアレです。
子供の頃に恋焦がれていた、正に早瀬大尉ではありませんか。
もう何だか緊張して普段通り喋る事が出来ずドジっ娘が怒り。
私の時と態度が違う云々、ええい面倒だ当たり前なのだよと。
でもドジっ娘お姉様はそんな私に好アシストな飲み会段取り。
そこからドジっ娘さんを挟まず、来社したら二人で話す様に。
お互い米米CLUB好きな事が取っ掛かりの共通点になりまして。
近くLIVEあるからーと私がチケット取ります喜んで!となり。
とんとん拍子で行ってきました、二人っきりの横浜アリーナ。
全くもってLIVEの内容覚えてないけど終焉後に軽く食事して。
そしたら電車遅延してるって全然来ない、帰れるのか心配に。
これ帰宅が夜中になっちゃいますかねぇと考えなく言ったら、
「だったら泊まってった方がいいよぉ」とボソッと返事され。
ただやっぱり子供な私、あははぁ困っちゃいますねぇと返事。
ほどなくして電車が到着し、お互い無事に帰宅しましたとさ。
何をどう転がそうと、なーんにも起こせないオコチャマな私でして。
■ I LOVE YOU/米米CLUB
初めての米米クラブは、夜中のテレビだった様な気がします。
そこで流れた、I LOVE YOUという曲に部屋でズッコケた記憶。
てっぺいちゃんの素敵な歌声をかき消すかの様に小野田さん。
これ当時はCDに入ってなくて、数年後ライブ・ベストに収録。
この曲聴いてから当時出てた「KOMEGUNY」とか借りて聴き。
浪漫飛行とかシラッと収録されてる凄くカッコいいアルバム。
そこからドンドン売れてって、92年に君がいるだけで大爆発。
君がいるだけでや浪漫飛行が皆さんお好きな様子でしょうが、
私はもっと男の子の不純な思いがいっぱいな曲とかが好きで。
メチャメチャ上手いミュージシャンが真面目に下ネタやるとか、
同じライブ・ベストに収録のホテルくちびるとかシビレますわ。
てっぺいちゃん小野田さんの美声や掛け合い言わずもがなで、
RYO-Jさんのドラムが特に大好きでファンクだしロックだしで。
初期の最高なギター、博多めぐみちゃん(男)をも凌駕する、
二代目ギタリストのBEさんとか得能さんもリーダーBONさんも、
ホーンセクションBIG HORNS BEEもみんなメチャメチャ上手い。
あと日本一山本リンダさんのカバーがカッコいいバンドです。
当時のバンドムーブメントから少し外れた大人な所にいつつ、
やってる事は中学生みたいな男の思想を歌ってたりして良き。
歌詞に散りばめられた下ネタが落語聴いてるかの様に感動し。
因みにこのライブ・ベストなんですけど低価格で出したいと、
米米の下半身的!な選曲でジャケや歌詞カードが初回盤のみ。
通常版はジャケも歌詞カードも無く、我らレンタル屋用CDは、
勿論通常版扱いなので店舗から結構クレームきてたんですわ。
■1980年代からのソニー系 快進撃始まる
80年代のソニーミュージックは「CBSソニー」でしたよね。
私、南野陽子さん大好き少年だったのでよーく覚えてます。
アイドルだと松田聖子さんやマッチ、シブがき隊とかかな。
浜田省吾さん織田哲郎さん久保田利伸さん尾崎豊さんとか。
バンドは聖飢魔II、爆風スランプ、REBECCA、プリプリとか。
合わせて同じ系列でエピックソニーなんてのもありまして。
元々は洋楽専用だったレーベルだったんですけど邦楽もと。
キング・オブ・ポップなマイケル・ジャクソンやシンディ。
邦楽なら佐野元春さん岡村靖幸さんラッツ&スターや美里と、
TM NETWORK、BARBEE BOYS、スライダースやエレカシとか。
ドリカム大爆発で90年を爆走したソニー系列でございまして。
先の米米ライブ・ベスト低価格販売も、結構実験的な手法で。
これが上手くいけば歌詞カードとか抜いて価格低くしてとか、
そんな事をソニー側が考えていた様子もあったりなかったり。
邦楽3,000円前後の価格を2,500円位にしたい狙いあった様子。
洋楽の国内版が2,500円位の輸入盤が1,500円位だった時代で、
邦楽がえらく高いって雰囲気もありレンタル屋が儲かってて。
その後に形を変えてキューンレコードを立ち上げたりしてて、
新進気鋭のバンドとかアーティストを発掘して発売したりで。
ソニー系列はアーティスト揃え色々とチャレンジしてた様子。
邦楽のみの東芝EMIが後に洋楽なヴァージンレーベルを販売、
洋楽強いけど邦楽は中森明菜さん頼りな?ワーナーとかとか。
音楽がメチャメチャ大きなビジネスになりつつあった80年代、
恐るべしソニー、売れるとプロモーションしないのが玉に瑕。
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