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佐賀学園 緒方 藍希選手

木下:よろしくお願いします!
緒方:よろしくお願いします!
木下:卒業おめでとうございます! 高校3年間を終えて率直な感想を聞かせてください。
緒方:高校生活もう終わりかーっていうのと部活にもう行かなくていいんだ!って嬉しい気持ちがありました。
木下:ありがとうございます! 開放感ですね!?(笑) 3年間で苦しかった事や辛かった事とかってありましたか?
緒方:試合に出れなかったことが一番苦しかったですね。(笑) 他の人は1年生の時からBチームでレギュラーだったり、交代で変わったりしてたんですけど、自分は1年生の時からずっとピンチサーバーでしか出してもらえませんでした笑 本職はリベロなんですけどね。(笑) あと練習中はずっとボール渡しや球出しをしていて、練習になかなか入れませんでした。
木下:試合に出れないのは本当に苦しいですよね。精神的に持ちませんよね。 まだ練習したりできたらモチベなどは上がるんですけど中々入れないのは苦しいです。 どのように切り替えたり、気持ちを整理したのでしょうか?
緒方:自分の場合はなかなか切り替えができませんでした。なんで自分じゃなくてこいつなんだ?って思ったり捻くれた考えしました。でもある日、部室にあった先輩のバレーノートを見たら顧問の先生が、「〜お前にしかできないことがある。他にやりたいことなど誘惑があるだろうけど頑張れ〜」と書いてあって自分にしかできないことってなんだろうって考えて、自分の場合それが球出しでした。 その次の日からは気持ちを切り替えて自分の役目は球出しなんだって思って毎日やってました。
木下:そうですよね。バレーノートやってらっしゃるんですね。緒方選手のノートには顧問の先生から記載はありましたか? なるほど。自分の場合それが球出しという風にするしかなかったですよね。 最後までそれを貫いた要因を教えてください!
緒方:自分のバレーノートには毎回、もっと周りを見れる選手、気遣いをできる人になれとか書いてありました。
木下:そうだったんですね。監督からのメッセージがあったんですかね。今振り返るとその点はどう考えてますか?
緒方:今振り返ると、自分に足りないところを指摘してくれてたんだなって思います。それを気付けてたんですけど、なかなかできなくて当時は悩んでましたね。卒業の時は監督は何も言われないで帰ったんですけど、コーチが「おめでとう」って言ってくれました。
木下:今現役の中高生も緒方選手と同じ経験や体験している選手も多いと思うのですがアドバイスや一言お願いします。
緒方:試合に出してもらえない人はたくさんいると思います。自分もその一人でした。自分の場合毎日の練習をだるいなって思いながらしてました。その結果あまり上達せずに、筋力もあまり上がりませんでした。みなさんにはこういった経験をしてほしくないです。自分が言えるのは毎日の練習をただやるだけではなくて、なにかしらモチベーションを持って自分なりに頑張って欲しいってことです。
木下:プレー以前のところであるところに指導してくれたことに関して、引退後に気づくことができたのは大きな収穫のように感じます。その点はいかがでしょうか!?
緒方:とても大きな収穫でした。 引退後、いろいろ考えたんですけど、あの時先生はこういう事を言いたかったんだって思うことがとてもあります。高校時代と違う目線で考えてみたら大切なことを教えてもらっていたんだなって思います。人間として、バレー選手として大切な事を学びました。この事を大学でも活かして頑張っていきたいと思います。
木下:本当にその通りだと思います。 この事は高校よりも先に活きると思います。 でも自分ができる事を増やすことも大切なことだと思うのでそういう向上心は緒方選手に持ってほしいと僕から伝えたいです。
緒方:りょーかいです。
木下:お話を聞いて春高でユニフォーム登録されてるのを確認すると涙が出そうです。
緒方:ありがとうございます。最後の春高ユニフォーム着させてもらってほんと嬉しかったです。
木下:本当にそうだと思います。 緒方選手はリベロやレシーブのポジションがメインだと思いますが、プレー面で技術の意識してるところなどあれば教えてください。
緒方:キャッチの時もディグの時も構えすぎないことを意識してます。構えすぎると足が動かなくなりフェイントやショートサーブが上がらないことがあるので楽に構えることを意識してます。
木下:ありがとうございます! これから大学という新カテゴリーになるので心機一転という感じですか?今のお気持ち聞かせてください!
緒方:高校では試合に出れなかった分大学ではレギュラーになって日本一狙いに行きます!あと新しい環境でいろんな人と出会えるのでとても楽しみです!
木下:緒方選手にとってバレーボールとはどういうスポーツですか?
緒方:最初は親から強制でさせられたスポーツですけど、今は自分の人生に欠かせない大切な存在です!
木下:ありがとうございます。 今指導する上で中々厳しい環境になってますが、ご自身なりの考えで良いのでどういう指導の方が良いと思いますか?
緒方:自分は高校の時監督から厳しい言葉など浴びせられてとても嫌な気持ちになったことが何回もありました。でもその言葉があったからこそ今の自分があると思っています!優しい口調で怒られるよりも厳しい口調で怒られた方が上達はすると思います!でもビンタなどの体罰はだめだと思います。
木下:ありがとうございます。緒方選手にとってリベロとはどういうポジションだと思いますか?
緒方:最高のポジションです! 攻撃はできないけど、ユニフォームの色が1人だけ違ってカッコよかったり、守備では周りから頼られたりしてとても最高のポジションです!
木下:ありがとうございます。本当に色々やらせてもらわなかったり、色々精神的に苦しかったと思います。最後までやり続けることができた理由を聞かせてください。
緒方:1年生の最初らへんの公式戦で自分以外の1年生はユニフォームもらってたんですけど、自分だけマネージャーでその次の日やめようと思ってたんですけど、その時に3年生の先輩から、ユニフォームもらえんかったけんてやめんなよって言われてその言葉を聞いた瞬間からきつくても絶対にやめないって自分の中で決めました!
木下:ありがとうございます!今現役高校生に向けてやった方が良いことやアドバイスをお願いします。
緒方:筋トレはぜったいにサボらずしていた方がいいです!トレーニングはした分だけ筋肉になるので、しててそんはありません!トレーニングは裏切らないので是非頑張ってほしいです。
木下:ありがとうございます!次のステップに向けての目標や意気込みを教えてください!
緒方:レギュラーになって、日本一目指しに行きます!
木下:福山平成大学は今SNSすごい力入れてますよね!どのようにしてやられているのでしょうか?
緒方:マネージャーの人が全部の管理をされてるのでわからないです! ごめんなさい!
木下:最後に見てくださった皆様応援してくださる皆様に一言お願いします!
緒方:これから頑張るので応援よろしくお願いします!!
木下:ありがとうございます!
緒方:ありがとうございました!

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