泉忠司のシンニホン創世プロジェクトは詐欺だった
「1万円から億万長者に」というキャッチコピーの、泉忠司氏のシンニホン創成プロジェクト。
ほぼゼロの資金から億万長者になれるとのことですが、一体どんな副業内容なのでしょうか。怪しい詐欺案件ではないのでしょうか。
当記事では、そんな泉忠司氏のシンニホン創成プロジェクトとは一体どんな副業案件なのか?怪しい副業詐欺ではないのか?などについて見ていきたいと思います。
泉忠司のシンニホン創成プロジェクトは副業詐欺なのか
シンニホン創世プロジェクトとは、ほぼゼロの資金から「億万長者」になるために、具体的な戦略や手法を解説している無料の動画講座です。
公式サイトによれば、泉忠司氏のシンニホン創成プロジェクトとはこんな感じだそう。
指導実績20年超えのベテラン講師である泉忠司氏が、”伝説の資産運用術”を配布してくれるようで、どうやらこの商材を参考にするだけで、簡単に億越えの投資家を目指せるとのこと。
公式サイトによれば、このシンニホン創世プロジェクトは、過去のスキルや経験は不問で所持金1万円あれば億万長者になることも可能と謳われています。
何だか胡散臭いですね…。
シンニホン創成プロジェクトの副業のビジネスモデルは非公開
そんなシンニホン創成プロジェクトの明確な稼ぎ方を知るには、数日間に渡ってLINEで送られてくる動画を見る必要があるようです。
動画は、全1~4話で構成されており、公式ページからメールアドレスを登録した後に、泉忠司氏の公式LINEの友だち追加をすることで受け取ることができる模様。
動画を閲覧するだけで稼げるという記載がありますが、どうやって稼げるのかといった内容や収益の出し方については特に明かされていませんでした。
どういうものを使って、どうやって稼げるのかが一切不明となっています。
ロジックやビジネスモデルなどもわからずに何もなくただ大金を稼げますよと言われても、一体何を信用すればいいのでしょうか。
シンニホン創成プロジェクトの泉忠司プロフィール
そんなシンニホン創成プロジェクトを手掛ける泉忠司氏とは一体どんな人物かも気になるので調べてみます。
泉忠司氏とは、偏差値30からたったの半年で全国模試1位の成績を獲った、「リアルドラゴン桜」の異名で知られる人物です。
泉忠司氏は、経営コンサルティング、様々な企業の顧問や役員、講演会、セミナーと多分野に渡り活躍する人物です。
泉忠司氏が独自で編みだした勉強法は、彼の書籍内でも解説されており、ミリオンセラー作品として話題を集めました。
また、”リアルドラゴン桜”と呼ばれる泉忠司氏ですが、漫画「ドラゴン桜」内では、実際に泉忠司氏のことが紹介されています。
そんな泉忠司氏ですが、プロフィールを調べていると何やら彼が”経歴詐称をしている”といった噂を目にしました。
泉忠司は経歴詐称している詐欺師?
泉忠司氏は、シンニホン創世プロジェクトのサイトや自身のWebサイトなどで「ケンブリッジ大学出身」と思わせるような書き方をしていますが、実は泉忠司氏はケンブリッジ大学出身ではありません。
正しくは、ケンブリッジ大学“留学”であり、決して卒業しているわけではなく、この点が一部誤解を招いており”経歴詐称だ”と言われてしまっているようです。
また、プロフィールには「東久通宮国際文化褒賞を授与」「ドナルド・トランプ大統領からアメリカ合衆国大統領府最優秀顕彰を授与」と書かれています。
しかしこの”東久通宮国際文化褒賞”は、お金を払えばだれでも受賞できる賞となっている上に、ドナルド・トランプ大統領からアメリカ合衆国大統領府最優秀顕彰を授与されたという事実はどこにも見つかりませんでした。
アメリカの大統領から賞をもらったのであれば、テレビやネットニュースなど何かしらのメディアには情報が載るはずですが、そのような事実は確認できませんでした。
これについては完全に嘘ですよね…。
こうしたことから、泉忠司氏は「経歴詐称している詐欺師だ」「話を盛っている」と言われているようです。
泉忠司が仮想通貨で集団訴訟?裁判沙汰で逮捕された?
泉忠司氏は、仮想通貨業界ではビットコインをはじめとした暗号通貨の日本国内における普及に大きく貢献したとして、海外メディアから「キングオブコイン」と称されています。
しかしその実態は、仮想通貨への投資勧誘や自身による情報商材の販売などを行い、その悪質性の高さから裁判沙汰になるなど問題の絶えない人物であることが明らかになっています。
泉忠司氏は、過去に販売していた以下のような仮想通貨の投資商材の販売で、度重なる金銭トラブルを起こしています。
これらの仮想通貨はいずれも過去に問題を起こしており、関係者が逮捕されていたり、虚偽の情報で返金問題に発展していたり、運営が音信不通になったり、返金ができなかったりといった何かと問題ばかりの仮想通貨でした。
泉忠司氏はこういった怪しい仮想通貨案件をいくつも紹介してきたことから、「消費者機構日本」という団体から集団訴訟を起こされています。
こうしたことを受けて泉忠司氏は2019年に提訴されましたが、肝心の泉忠司氏は一度も出廷しておらず、全て代理人弁護士が電話で出廷していました。
反省する気は更々なさそうですね。
泉忠司のシンニホン創成プロジェクトの評判
そんな泉忠司氏が手掛けるシンニホン創成プロジェクトやその他の商材については、評判を見るとこのようにやはり「怪しい」「詐欺」と認識している人が多いようです。
このように、泉忠司といえば詐欺商材、というイメージを持っているユーザーも少なくないようです。
こうした評判も多いことからも、やはり泉忠司氏の案件は手を出すべきではありませんね。
泉忠司のシンニホン創成プロジェクトは怪しい副業詐欺の可能性大
泉忠司氏のシンニホン創成プロジェクトについて検証した結果、この案件は怪しい詐欺商材である可能性がかなり高いと判断します。
”1万円あれば億万長者に”とありますが、その根拠や具体的な実績などが一切明かされていません。
さらにはシンニホン創成プロジェクトを手掛ける泉忠司氏についても、経歴詐称の疑惑がある上に、過去にいくつもの怪しい詐欺案件を手掛けていたことにより集団訴訟まで起こされていた人物ということが判明。
もはやそんな人物が関わる商材を利用する価値は、全くもってないでしょう。
そもそも今の時代はもっと安全性の高く信頼できる副業は山ほどあるので、もっと安全にリスクも少なく稼いでいきたいという方は、そういったものを利用するようにしましょう。
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