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サフラン賞

中山芝1600mで行われるサフラン賞の予想を行います。
このレースは15年に創設されて過去9年分のデータがあります。

今回スプリンターズSの分析を通じて、前半のハイペースへの対応力の重要性を学びました。
今回舞台となる中山芝1600mも前半下り坂コースです。当然他のコースより前半のペースが速くなります。
ましてや経験の浅い2歳馬です。過去に速いペースを経験していたかどうかが、重要になるのではと言う点に着目して予想をします。

まず前走のコース別成績です。

新潟芝1600m外と札幌芝1500mが好相性なのがわかります。
この理由はやはり前半に速いペースを経験できるからと考えられます。
新潟芝1600m外は初角までの距離が長く、前半が速いペースになりやすいです。
<新潟競馬場コース図>

札幌芝1500mは少し変則的な位置からのスタートになりますが、コーナー角度が大きいせいか、持続型の一貫ペースレースラップになります。
<札幌競馬場コース図>

例えば2歳未勝利戦のレースラップは以下の感じです。

前傾ラップではあませんが、もちろん後傾ラップでもなく一貫ペースのラップです。この緩みの少ないラップ経験が中山芝1600mに生きるんだと思われます。

その視点で今年のサフラン賞の出走馬を見ていくと
圧倒的1人気のエンブロイダリー
前走新潟芝1800m外をレコード勝ちしています。逃げて上がりも1位で脚も失っていません。
前3F:35.1は今回のメンバーで1600m以上なら1位の速さですし、前5F:59.1も1800mとしてはかなり速いです。中山芝1600mの適性は高いと思います。

2番人気のセナマリン
前走は新潟1400m内なのでコース相性的にあまり良くありませんが、そこそこ前半速いペースでした。

圧勝しているので、底を見せておらずパフォーマンスを上げてくる可能性があるので押さえておく必要はあると考えます。但し新潟1400m内に出走してくるメンバーの質を考えると、2番人気ほどの信頼性があるかどうかは疑問です。

3人気ゴーソーファー
前走新潟芝1800m外ですが、ペースが遅いです。

この馬は上位3頭の中では最も怪しいと考えます。


4人気クリノメイ
前走札幌芝1500m組です。
新馬戦としてはペースも速く、最後も失速していません。
これで上がり1位だったら対抗評価くらいを考えるのですが、上がり2位ということで紐の1頭とします。


6人気オーケースマイル
前走札幌芝1500m組です。
前半かなりのハイペース戦で、これを逃げて、最後は加速して上がり2位です。

これはかなり苦しい展開を勝ったと思います。
対抗くらいに考えたいですね。
ワイドの相手候補筆頭です。


7人気キョウエイボニータ
前走新潟芝1400m内です。
ハイペースです。

但し、最後失速してますし、あまり余力を感じません。
ちょっと足りないかなと思います。


【予想】
◎ エンブロイダリー (5着)
〇 オーケースマイル (6着)
▲ クリノメイ (1着)
△ セナマリン (4着)

これで勝負してみます。


<おまけ>
一応ハイペース経験に注目して、中山2Rは的中しました。


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Toshinの競馬予想note
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