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恋愛が苦手な中高年男性は、恥の文化に翻弄されていました。
現代は、人間関係の悩みは社会問題になっているくらいに
複雑な世の中になってしまっていますが、
人間関係は避けては通れない問題でもあります。
何故かと言うと、より良い人生を選択するとなると
必ず人間関係を良好にする必要があるからです。
例えば、恋人を作ったり結婚をしようと思えば
女性に好かれる人間関係を作らなければいけないですし
仕事でも周りとの人間関係を良好にしておかないと
ストレスばかり、かかってくるはめになります。
結局は人間関係が良好でないと損ばかりする
人生になってしまうのですね。
ただ、そうは言っても、なかなか人間関係を
スムーズに出来ている人も多くないのが現実です。
その原因が、時代背景の洗脳です。
特に昭和世代の人は平成、令和と生きてきて
情報がない時代から、スマホ1つであらゆる情報が
手に入るようになってしまっていますが、
情報がない時代は、右にならえで男性はこうあるべき。
女性はこうあるべき、と言う風潮があったはずです。
それが、人の情報が瞬時で手に入る現代と
昔に身に着けてしまった特性との間に
ギャップがありすぎて、生きづらくなってしまっている。
昭和の時代は、運動中に水を飲んではいけない。
体罰は日常茶飯事、周りは貧乏が多く、親父は頑固で
先輩の上下関係は厳しいのが当たり前。
情報はラジオ、テレビ、雑誌。
恋愛にいたっては、硬派がまだまだモテるような時代でした。
そのような時代背景の中で生きていくと
「~こうあるべき」と言う固定観念が強くなり
それに逆らって生きていくのが難しくなります。
特に昭和の男性ならば、恥の文化が根強くあるはずなので
恥をかいてしまうような場面を避けてしまい、
それが結局行動を鈍くする事だったり、
人間関係に影響して、生きづらさを生んでいきます。
もちろん、恥の文化とトラウマが結びついてしまっている
場合もありますが、これは昭和世代の方なら誰でも
持っている特性なので、そこまで深刻になる事はありません。
まずは時代背景のせいで、そのようなものを
持ってしまっていることを頭で理解すると、
無意識に浮かび上がってくる恥の衝動性が和らぐので
自分を責める事も少なくなっていきます。
まさか、このように時代背景のせいで生きづらく
なっているとは思ってもみなかったと思いますが、
生きづらさを生み出すのは家庭環境の
トラウマばかりではないんですね。
私が今までコーチングしてきて生きづらいとか
恋愛が苦手な方は、殆どが恥の文化に翻弄されていました。
この事を理解しながら恋愛でも人間関係でも
再構築していくと全然違う人生になって行きます。
時代の風潮が、現代に対して生きづらさを生む。
そんな重荷を抱えながら生きている人が何と多いことか。
昭和世代の方は今後こう思ってください。
自分の性格ではなく、時代に洗脳されただけだと。
そう認識することで、自分の人生は自分で選択する
プログラムが新しく入力されていきます。