見出し画像

週刊 金相場展望 2023年6月5日号

株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。

-----------------------------------------------------------------------------------

先週発表された雇用統計はNFPが前月から33万9,000人増と市場予想(19万人増)を大幅に上回った一方、失業率は3.7%と、0.3ポイント悪化した。ただ、6月のFOMCでの金融政策を巡り、市場予想では、金利据え置きの確率は80%近くあったが、雇用統計発表の直後には、68%に低下していた。ということで、10年債利回りは上昇した。

一方、賃金の伸びは鈍化したことでFRBが今月の金融政策会合で利上げを見送る材料となる可能性はまだ残されているとの見方も一部にはある。

しかし金は利上げ休止をほぼ織り込んでいたことから、今回の強い雇用情勢から、やや期待外れになったような動きとなった。期近は前日比-25.90㌦の1,969.6㌦で引けた。しかし前週比では25.3㌦高の1,969.6㌦で引け、高値は一時2,000㌦台にタッチした。

続きはPDFファイルをご覧下さい。


【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、株式会社ワカバヤシエフエックスアソシエイツ 取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、投資日報α編集長。
*投資の最終判断は、御自身の責任で行なうようお願い申し上げます。
* 当方レポートを無断で複写、配布されることはご契約違反となります。ご契約違反行為が発覚いたしました場合は、法的な処置を取ることもありますのでご注意下さい。同時にレポートのご購読期間内であっても配信を打ち切らせて頂きます。何卒ご了承の上、宜しくお願い申し上げます。
* このレポートは将来の見通しの適確性、または収益性を保証するものではありません。トレーダー及びレポートの読者は自己責任で取引してください。当レポートの筆者、発行人共に市場における各参加者の決断については一切責任を負いません。銘柄を問わず、現物、先物、オプション取引は高リスクを伴うと考えられています。


ここから先は

0字 / 1ファイル

¥ 550

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?