週刊 金相場展望 2022年7月11日号
株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。
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最初に、安倍晋三元内閣総理大臣の御逝去の報に接し、心からお悔やみ申し上げます。日本でこのような痛ましい事件が発生するとは思いもよらなかったことであり、そして、今後、警護の在り方について問われるところとなりましょう。御冥福を心からお祈り申し上げます。
さて、6月の米雇用統計はNFPが前月比37万2,000人増と、市場予想(約27万人増)を大きく上回った。失業率は3.6%と横ばいで、堅調な雇用情勢を改めて示し、市場はFRBによる大幅利上げの妥当性を認識した。
先週の金相場は続落、前週比59.2㌦安の1,742.3(期近)で引けた。週の安値は1,726.0㌦と今年1月に付けた年初来安値1,778.8㌦を下回った。先週も述べたが「ここまではトリプルボトム系となっているが、下回ると、昨年のトリプルボトム(3~8月)として機能した1,700㌦割れから1,670㌦台も視野に入ってくる」…
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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、株式会社ワカバヤシエフエックスアソシエイツ 取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、投資日報α編集長。
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