週刊 金相場展望 2023年4月17日号
株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。
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先週のNY金相場は前週比10.6㌦安の2,015.8㌦で引けたものの、高値は2,063.4と先週の高値2,049.2㌦を上回った。気にかかるのは2020年8月と22年3月のダブルトップから引かれた上値抵抗線に阻まれ、トリプルトップを付けるのか、それとも上抜けて史上最高値を更新し、続伸するのか?注目すべき時間帯に入った。
ストキャスティックス関しては先週は「まだ(%Kとスロー%D)交差しておらず、上昇余地がかなり残されている」と述べたが、%Kは83.84とスロー%Dは85.03で交差しつつある。少し警戒した方が良さそうだ。
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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、株式会社ワカバヤシエフエックスアソシエイツ 取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、投資日報α編集長。
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