週刊 金相場展望 2024年6月24日号
株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。
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先週のNY金相場(期近)は前週比17.9㌦安の2,331.2㌦で引けた。特に週末は週の高値2,382.6㌦を付けるも、引け値は2,329.2㌦と続落し、前日の22㌦高を打ち消した。
週末は6月の米製造業購買担当者景況指数(PMI)速報値が発表され、市場予想51.0を上回る51.7と上昇したほか、サービス業PMI速報値も55.1と市場予想(同53.7)を上回り、また前月(確報値54.8)からも上昇したことで、ドルが全面高となった。依然として、市場は米景気指標に敏感であり、年内の利下げの有無、さらに引き下げ回数に関心が強い。ただ10年債金利に関しては大きな動きは見られていない。
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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、『投資日報α』編集長。
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