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週刊 金相場展望 2024年5月20日号

株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。
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先週のNY金相場(期近)は前週比42.4㌦高の2,417.4㌦で引け、2週連続で大陽線となった。先週述べたが、「時間足では4月23日以降形成されてきたレクタングルの保合いを上放れ、強気が再開された。2日連続の引け値でレクタングル内(2,350㌦以下)に戻らない限り、最低でも前の史上最高値を目指す展開を予想する」。

13日こそ、2,343で引けたものの、翌日は2,359.9で引け、以降続伸して史上最高値2,448.8に迫った(2,427.4)。

4月の米消費者物価指数(CPI)は、0.3%上昇と前月の0.4%上昇から鈍化したことで、インフレ圧力が若干緩和された。これにより、FRBの利下げが想定された時期より早まる見通しとなり、米10年債金利も0.1%以上も下落。以降、金相場は14日の安値から週末の高値まで90㌦近く上昇した。

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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、『投資日報α』編集長。

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