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週刊 金相場展望 2024年9月30日号

株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。
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先週のNY金相場は前週比21.9㌦高の2,644.3㌦で引け、依然として相場は強い基調を続けている。景気減速への指標が発表されるごとに、金相場は上昇し、米国の金融政策が転換するまでは、このトレンドは続きそうである。

10月4日発表される雇用統計がさらに景気減速を示すものとなれば、11、12月の利下げも視野に入り、金利は低下、金上昇が続く可能性を高める。さらにヒズボラ・イスラエルの戦いでは、イランを巻き込み、中東全域へと戦線を拡大させるリスクも金相場を押し上げる要因となる。

本稿のシナリオでは10月につける予定の1年サイクルボトムの到来を待っているのだが、その前につける天井がまだ確認できていない。

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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、『投資日報α』編集長。

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