週刊 金相場展望 2023年6月12日号
株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。
-----------------------------------------------------------------------------------
今週は5月のCPI発表とFOMCを控え、動き辛い週になりそうだ。今回のFOMCでは利上げは見送られるとの見方が大勢だ。ただ、その次の7月会合では利上げする可能性が高いとの見方も後に続く。その前に発表されるCPIが方向性を決めるかもしれない。もし強い数字が出ると、市場は6月も引き続き利上げするとの見方が浮上し、これはサプライズとなり、マーケットは大きく反応するだろう。無論、金は大きく値を下げることになる。一方、予想通り、利上げが停止されるとなれば、金は反発しようが、7月再利上げといったタカ派的な内容が付け加えられると、反発も急速にしぼみ、逆にマイナスで引ける可能性がある。
続きはPDFファイルをご覧下さい。
【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、株式会社ワカバヤシエフエックスアソシエイツ 取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、投資日報α編集長。
*投資の最終判断は、御自身の責任で行なうようお願い申し上げます。
* 当方レポートを無断で複写、配布されることはご契約違反となります。ご契約違反行為が発覚いたしました場合は、法的な処置を取ることもありますのでご注意下さい。同時にレポートのご購読期間内であっても配信を打ち切らせて頂きます。何卒ご了承の上、宜しくお願い申し上げます。
* このレポートは将来の見通しの適確性、または収益性を保証するものではありません。トレーダー及びレポートの読者は自己責任で取引してください。当レポートの筆者、発行人共に市場における各参加者の決断については一切責任を負いません。銘柄を問わず、現物、先物、オプション取引は高リスクを伴うと考えられています。
ここから先は
¥ 550
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?