週刊 金相場展望 2024年11月5日号
株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。
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先週のNY金相場(12月限)は前週比5.4㌦安の2,749.2㌦で引け、寄り(2,749.2㌦)引け同時の完全な十字線となり、今週は下落して始まった。先週は「7週連続陽線棒となった。これは2020年6月~8月の9週連続陽線以来の記録である」と述べたが、連続陽線も老境期に入っていたと言えようか。今週は5日に米大統領選挙、7日(声明発表は日本時間8日早朝)にFOMC会合が予定されており、市場参加は見送るのが良いだろう。
大統領選で、勝敗は互角、決着がつくまでわからない。また、開票結果が遅れたり、トランプ氏が負けた場合、敗北宣言を行わず、裁判に持ち込まれ、遅延される可能性もあり、各市場への影響は現段階では断定できない。
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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、『投資日報α』編集長。
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