週刊金相場展望 2021年4月26日号
投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートとなります。
鏑木高明 プロフィール
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。
現在、投資日報社 代表取締役
投資日報出版 代表取締役
(株)ワカバヤシ エフエックス アソシエイツ取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員。
サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。
投資日報α編集長
先週のNY金相場(期近)は始値1,778.8、引け値は1,777.8と週足では陽線ながら、ほぼ十字足の線形で終わった。高値は21日の1,798.4㌦と1,800㌦に届かなかった。これが転換線になるか、今週テーマになりそうだ。
3月ダブルボトムからの反騰は先週の高値で15営業日。ダブルボトム(3月8~30日)の間隔は16営業日。対等数値で示されており、弱気派としてはここからの反落を期待する事になろう。強気派は1,800㌦台乗せ(週の引け値でも)が勇気づけられる価格レベルとなろう。
今週はFOMCが気になるところであり、金利が金相場のカギを握りそうだ。
4月以降、金利の低下と金の上昇が逆相関となっていることはチャートをみれは一目瞭然。
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