週刊 金相場展望 2024年3月11日号
株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。
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前回発行のレポートは金の特別号という形になったが、翌週、これまで阻まれていた2,000~2,100㌦の壁をついに突破。3月は、月足ベース、大陽線で展開される可能性が出てきた。前回は、結論として、もう一度この壁にチャレンジして高値更新、そして月足で大陽線が出現すれば、いよいよ8年サイクルの天井に向けて上昇が再開されたと認定してもよいだろう-であったが、ようやく、5回目にして突破、悲願の3,000㌦に向けてスタートを切ったと観る。
3月11日付けの弊社発行の「投資日報α」の「第六感」の記事(日経平均の後を追う金相場)で記されたことだが、以下、参考にしたい。
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NY金は3カ月ぶりに史上最高値を更新。ここまでは月足大陽線棒で2,000~2,150㌦の壁を突破したとみられる。2020年8月以降、上ヒゲではこの壁に挑戦したものの、何度も阻まれ、その都度、200㌦以上下げたのだが、昨年12月-4度目の挑戦-2,152と史上最高値を更新、上放れの様相を呈したものの、期待外れで引けは売られ、結果、上ヒゲを出して収束。今年、1月、2月と後押しできずに低迷したが、それでも調整はこれまでのように2,000㌦を割ることなく維持できたことが、何か今度は違うとの予感めいたものを感じさせた。
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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、株式会社ワカバヤシエフエックスアソシエイツ 取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、投資日報α編集長。
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