週刊 金相場展望 2024年9月18日号
株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。
----------------------------------------------------------------------------------
FOMC前であるが、利下げは確実視されている。後は利下げ幅の問題だが、年内、0.25%を2回やるか、今回0.5%まで引き下げるか。後者はややサプライズでドルや金利をもう一段下げる可能性はあるが、その後はすかさず反発するのが相場。それに応じて金は上昇後。直ちに下げる展開が予想される。
いずれにしても、今回の利下げ材料は賞味期限を過ぎている。FRBの金融政策は来年以降、どのくらいのレベルまで利下げするのかがテーマになるが、まだまだ市場は読み切れていない。
筆者の注目している指標はCPIだが、底打ちして反転上昇に転じたときは非常に警戒すべきであろう。現段階では2%割れまで許容できるが、それ以下になると、今回のインフレは消滅したと解釈せざるを得ない。それは今後、強力な景気後退と株安が米国を襲うことを意味するが、それは私の見方ではない。
米景気は再び活況を呈し、インフレ懸念が芽生えると予想する。
続きはPDFでご覧ください。
【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、『投資日報α』編集長。
*投資の最終判断は、御自身の責任で行なうようお願い申し上げます。
* 当方レポートを無断で複写、配布されることはご契約違反となります。ご契約違反行為が発覚いたしました場合は、法的な処置を取ることもありますのでご注意下さい。同時にレポートのご購読期間内であっても配信を打ち切らせて頂きます。何卒ご了承の上、宜しくお願い申し上げます。
* このレポートは将来の見通しの適確性、または収益性を保証するものではありません。トレーダー及びレポートの読者は自己責任で取引してください。当レポートの筆者、発行人共に市場における各参加者の決断については一切責任を負いません。銘柄を問わず、現物、先物、オプション取引は高リスクを伴うと考えられています。
秋の株式勉強会「株式の話だけしかしません!」10月1日配信いたします。
第一部:豊城入彦 氏(金融アナリスト)
第二部:鏑木高明 (株式会社投資日報社 代表取締役)
お申込みはこちらよりお願いいたします。
👇
ここから先は
¥ 550
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?