中原駿ドル円相場レポート 特別号2024年10月21日
ドル/円相場の市場参加者の間では、米大統領選挙は「ドル強気」との見方が多い。また、実際そうしたアノマリー(説明しがたいが相場の習性のようなもの)があるとみなされている。実際どうなのか―筆者なりに検証してみた。
■11月月初のドル買いは…
変動相場制移行の全ての大統領選挙年の11月の相場をまず見てみよう。平均すると114銭(1円14銭)上昇している。これだけを見ると、「米大統領選挙月はドル買い」といえそうだ。しかし、よくよく見ると、レンジや円高になった年もあり、そうしたレンジ(±0.5円以内)とマイナスを合わせると、46%に上る。もっともはっきりと円高になった―1円以上―となると、3回のみ、つまり23%である。
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* 本レポートは、情報提供を目的として行っており、売買の推奨を行うものではありません。
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世界大恐慌を生き残った伝説の投資家、W.R.ギャン(1878~1955)が確立した相場分析手法「ギャン理論」。この理論の日本における第一人者として、弊社が発行している金融版投資日報においても、巻頭特集でギャン理論の観点からNYダウ、日経平均株価、外国為替(ドル/円相場、ユーロ/ドル相場)、金、原油を分析して戴いていた現役トレーダー、中原駿氏。
《サイクルとテクニカル、アストロロジー》で相場を読み解くR・メリマン氏の分析レポートを発行している投資日報社では、2019年5月から中原氏執筆によるギャン理論の観点から分析したNYダウと日経平均株価に関する週刊レポートを発行。メリマンレポートの「セカンドオピニオン」として好評を博しております。そしてこのレポートも、2024年で発行5年目に突入するにあたり、新たにコモディティと為替レポートを追加。当レポートは、当節何かと注目度の高い「ドル/円相場」に関する週刊レポートです。長期から短期、シンセティックスやアニバーサリー等々、ギャン理論から見たドル/円相場はどのように映るのか。「MMAカレンシーレポート」と併用してお読みいただくとより効果的です。
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